第35話 ハートの中にチャミ ページ36
トントントン
扉がノックされる。
CM「ヒョーン！みんな帰って来ました」
チャンミンの声に、わたしはビクっとして、ジェジュンから素早く離れてベットの近くの椅子に座った。
その行動を見て、ジェジュンがなんで？って表情になる。
二人で密着して座ってるっておかしいでしょ！
ガチャ
ドアが開かれ、チャンミンとジュンスさんが入って来た。
JS「なにしってますかー？」
JJ「楽しいお喋りだよ。ね、A？」
なんだか意味ありげな視線を投げてくるから、妙にドキドキしてしまう。
「はっ…はぃ…」
返事するだけなのにこんなに詰まってしまって、二人に変に思われちゃうじゃない。
チラッと二人を見るとなんでもない顔をしてたから、ホッとした。
CM「ヒョン、お腹空きました。何か作ってください」
少し前に食べたばかりなのに、その言葉にビックリ。
「まだ食べる気？」
CM「あれでは全然足りません。もっと作って欲しかったです」
JS「Aに作ってもらったの？」
CM「すごーく美味しかったんですよ。今度はもっといっぱいで、ハートもおっきくして下さい」
JJ「ハート？！なに、それ」
CM「チャーハンに卵巻いてあったので、その上にケチャップでハート書いてもらったんです」
嬉しそうに言うチャンミンを見て、ジェジュンの表情がこわばってくる。
JJ「俺もそれ食べたい」
笑顔なくせにジェジュンの目は全然笑ってない。
CM「写メ撮ったんですけど、見ます？」
ポケットからチャンミンが携帯を取り出すとジュンスさんが画面を覗き込む。
JS「ハートの中にチャミって書いてるっ！A〜、ボクもこれがいい。ジュンちゃんにしてね♪」
無邪気にお願いしてくるジュンスさんにわたしは苦笑い。
だってジェジュンがすっごい怖い目して睨んでくるんだもん！！！
JJ「ご飯作るから、二人とも先にあっち行ってて」
CM「すぐに作って下さいね」
JS「ゲームしながら、待ってる」
二人は、そう言って部屋から出て行った。
続いてわたしも出て行こうとしたら、ジェジュンに腕を思いっきり引っ張られる。
JJ「Aっ！俺、すっごいむかついてるんだけどっ」
無表情でジーっと見てくるからビクビクしてしまう。
JJ「ハートの中にチャミね。チャンミンのこと好きってこと？！」
「違います。お願いされたから…」
JJ「お願いされたらなんでもするの？」
「しないですけど…」
JJ「とりあえず、あとで覚悟しといて」
おもいっきり扉をバタンと閉めて、ジェジュンは部屋を出て行ってしまった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - mairaさん» ありがとうございます＾＾検索して探してみますね。 (2013年6月10日 2時) (
レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - じいま♪さん» ドキドキしてもらえて嬉しいです！155設定は、わたしが155だからなんですよｗ (2012年12月12日 2時) (レス) id: 58abb233f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - かりんさん» 読んでいただいてありがとうございます！いっぱいｷｭﾝｷｭﾝしていただけるように頑張って更新しますねー♪ (2012年10月17日 22時) (レス) id: 522244257b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ﾉｼ☆さん＞貴重なご意見ありがとうございます。この第一章は、けっこう前に書いたので、今のところ直す予定がございません。すいません。 (2012年2月3日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾉｼ☆ - メールのとことかちゃんと漢字使ってほしいです。正直読みにくい← (2012年1月29日 22時) (携帯から) (レス) id: 49e1ba80b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年7月17日 1時
