第17話 KISS ページ18
サングラスを外したジェジュンさん。
整いすぎた顔とキレイな瞳がわたしの目を惹きつける。
同じ人間でただ性別が違うだけなのに、どうしてわたしとジェジュンさんはこんなにも違うのかな。
こんな人に自分が見られるもの触れられるのも……劣等感でいっぱいになるからすごくイヤだ。
JJ「なんで震えてるの？」
「ジェジュンさんが･･･近すぎて･･･」
JJ「かわいいこと言うね」
ぎゅっと強く抱きしめられた。
言われ慣れてない言葉とその腕の強さに、心臓が大きく動き出す。
もうダメ、呼吸が苦しくなってきた。
JJ「A、キスしたら怒る？」
きっキッス？！
頭の中でぐるぐる回る『キス』の二文字。
いきなりなんでそんな言葉が出てくるわけ？
こんなに息苦しくなってるわたしの息の根を止めるようなこと言わないでよ！
JJ「A、いいって言って。俺我慢できないし」
耳元で囁くように言われると、もう何がなんだかわかんなくなってくる。
キスとかって言われてもほんと困るし、そういうのはわたしみたいな女にするもんじゃない。
……カラカワレテル？
そうに違いない。
そうじゃなきゃわたしなんかに…
腕の中から逃れようと必死でもがく。
けれどジェジュンさんの腕は、しっかりとわたしを抱きすくめていた。
JJ「暴れないで」
「離して、離してくれたら暴れないっ！」
JJ「どうしたら大人しく腕の中にいてくれるの。ん？」
少し開いてる距離を縮めるようにグイっと腰を強く引き寄せられ、抵抗する間もなくジェジュンさんの口唇がわたしの口唇に重なった。
目を大きく見開いたままイヤイヤと首を振ると、また顎を掴まれ固定される。
JJ「目を閉じて」
耳元で囁かれ、また重ねられた口唇。
ガクガクと足が震え、力が抜ける。
JJ「Aっ」
崩れ落ちる前に、ジェジュンさんが抱き止めてくれた。
キス…しちゃった…？
しちゃったの？
口唇に残る感触。
柔らくて甘やかなジェジュンさんの…
なんで、どうして…キスなんか…
こういうのは好きな人同士でするものなのに。
ジェジュンさんにとってはそうじゃないのかもしれない…
初対面のこんなわたしにキス出来ちゃうんだから。
なぜかチクンと胸が痛んだ。
目線をズラして見上げると、目に飛び込んでくるジェジュンさんの口唇に身体の熱がさらに上がった。
JJ「もう１回する？」
顔を覗き込んで聞いてくるから、頬が熱くて熱くてしょうがない。
しないでいい！絶対しちゃイヤだっ！
ぶんぶん首を横に振って拒否した。
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ゆめら(プロフ) - mairaさん» ありがとうございます＾＾検索して探してみますね。 (2013年6月10日 2時) (
レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - じいま♪さん» ドキドキしてもらえて嬉しいです！155設定は、わたしが155だからなんですよｗ (2012年12月12日 2時) (レス) id: 58abb233f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - かりんさん» 読んでいただいてありがとうございます！いっぱいｷｭﾝｷｭﾝしていただけるように頑張って更新しますねー♪ (2012年10月17日 22時) (レス) id: 522244257b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ﾉｼ☆さん＞貴重なご意見ありがとうございます。この第一章は、けっこう前に書いたので、今のところ直す予定がございません。すいません。 (2012年2月3日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾉｼ☆ - メールのとことかちゃんと漢字使ってほしいです。正直読みにくい← (2012年1月29日 22時) (携帯から) (レス) id: 49e1ba80b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年7月17日 1時
