＊66 リリコちゃんとヒナコちゃん ページ16
30分ほどするとヒナちゃんとリリコちゃんがやって来た。
ヒナ・リリコ「こんばんは」
二人ともかわいい笑顔。
ほっぺなんかつるつるしてすごく美味しそうな感じ。
「こんばんは。この間は急にごめんなさいね」
大人としてあの消え方はやっぱり常識がないと思う。
だからペコっと頭を下げた。
ヒナ「大丈夫ですよ！こちらこそ今日お邪魔してしまってすいません」
リリコ「気にしてないです。今日もご一緒お願いします」
二人とも軽く頭を下げた。
かわいい上になんて優しい子たちなのっ。
着ている服もわたしなんかと違ってお洒落だし、短めのスカートからのぞく足もスラリと細くてきれい。
天は二物を与えないって嘘だなっ。
わたしには一物も与えてくれてないよね。
ナナミ「挨拶はそこまで。ヒナ、リリコ何飲む？」
リリコ「ナナミさん、もう二人いるんですけど…」
リリコちゃんがチラッと入り口付近に目をやる。
つられてわたしも視線を移すとそこには神埼さんとナナミのタイプの佐藤さんが立っていた。
ナナミ「連れて来ちゃった？」
リリコ「途中でバッタリ会っちゃったんです。そしたらお二人にまた会いたいって言われて…」
どんどん小さな声になってくリコちゃん。
ヒナコ「ナナミさん、すいません」
二人とも小さくなってしまった。
ナナミ「はぁ〜ん、もしかしてバッタリ会ったの嘘でしょ」
ビクっと身体を震わした二人が顔を上げてナナミを恐る恐る見る。
リリコ「すいません、お二人に会いたいって何度も言われて。今日会社でナナミさんがAさんと会うって聞いてたから…」
ナナミ「言えばよかったのに」
ヒナコ「なんとなく言いづらくて。すいません」
ナナミ「まあいいよ。どうせいつもグダグダ二人で飲んでるだけだし。大勢の方が楽しいし。いいよね、A」
断る理由なんてないから、わたしは頷いた。
どうせ目当てはナナミに決まってる。
コンパに行くと必ずと言っていいほどナナミを好きになってしまう男の人がいるんだもん。
だって、この容姿だよ？
芸能人に例えるなら、若い頃の藤原紀香。
モテないわけがない。
わたしだって男なら完全にナナミに恋したね！
ナナミ「二人、呼んで来なよ」
リリコちゃんが立ち上がって二人を呼びに行った。
「はい、メニュー」
ヒナコちゃんにメニューを渡してると、リリコちゃんが二人を連れてテーブルにやってきた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - KTさん» はーい！ゆっくりですが更新していきますねー (2017年3月17日 21時) (
レス) id: 5d9e5ffd54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！ (2017年3月17日 21時) (レス) id: 5d9e5ffd54 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 更新 うれしいです！ (2017年3月12日 9時) (レス) id: b0be9a4057 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ゆめらさんの描かれるチャンミンすごく魅了的で素敵です。これからも楽しみに更新お待ちしてま-す(^O^) (2016年2月12日 8時) (レス) id: cc79719a24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ららさん» ありがとうございます！ (2015年10月21日 23時) (レス) id: ef19f34a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：https://twitter.com/yumera
作成日時：2012年4月30日 21時
