＊08 マンドゥンイ ページ8
チャンミンが少し照れた顔をする。
あぁ、テレビで見たことのある照れ笑い。
すごくかわいいって思って、何度もリプレイしたよ。
生で見るともっとかわいい。
CM「軽々しくそういうこと言わないで下さい」
「本気なのに…」
やっぱり伝わるわけない。
悲しくなってうな垂れる。
CM「僕の何を知ってますか。テレビや雑誌で見る僕しか知らないでしょ？」
それ以外知る術はない。
なのに、なんでそんなに好きなんて言えるの？って顔してる。
「だったら、教えて下さい」
CM「ぶっ。変な人ですね。教えたら、僕に何か得でも？」
ない、何もないっ！
わたしだけが嬉しいだけっ。
「えっと・・わたしという友達が出来ますけど、どうでしょう…？」
CM「必要ないです」
バッサリ言い切られてしまった。
「友達にもなれない・・・」
すごく悲しくなってきた。
手を伸ばせば届く距離にいて、好きで好きで想いが溢れてどうしようもないのに。
CM「あー、もう！そんな顔しないで下さい。僕がいじめてるみたいじゃないですかぁー。携帯出して下さい」
「へ？」
CM「友達でしょ？」
チャンミンの気が変わらないうちにと、慌てて携帯をポケットから取り出した。
CM「赤外線で、どうぞ」
言われて、携帯を操作する。
CM「ふ〜ん。Aさんはヌナなんですね。まったく29歳の女性の色香を感じませんけど」
「あー、よく言われます」
見た目も性格も、中学の時から変ってないって。
さすがに見た目は、老けただろうって思うんだけど、持ってる雰囲気がまんまだから変わらなく見えるみたい。
CM「僕が今日知ったこと。名前と年齢と小さいことと大食いなことです。あー大事なことです、マンドゥンイに似てる」
「マンドゥンイ？！って、あのワンコ？」
CM「何か不満でも？」
「すごく嬉しいです。ふふっ」
チャンミンに溺愛されてるあの白いマルチーズ！
すっごいいっぱい抱っこされてて羨ましかったんだよね。
CM「人間じゃなく、犬に似てるって言われて嬉しいか？お？」
「わたし、日本のマンドゥンイになりますよー！」
CM「ぶっはははっ！なんですか、日本のマンドゥンイってっ」
チャンミンがお腹を抱えて笑い出した。
眉を八の字に下げて笑うチャンミンが素敵で、またも見惚れてしまう。
どんだけ、わたしはこの人が好きなんだ。
たぶん、この先もっと好きになる予感がする。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ひかり♪さん» やめられませんねっ！ (2012年5月2日 13時) (
レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» ひっそり片隅で妄想中です。なので、人気があるとかちょっと驚いてしまいます。わたしの中では、chizuさん大人気ですよ！もう何度読み返したかわかりません。ｽﾄｰｶｰのようにｗ (lllﾟДﾟ)ﾋｲｨｨｨ!! (2012年5月2日 13時) (レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
chizu(プロフ) - あまりたくさん小説を読んでないので…すっごい人気のある方でビックリしました(☆∀☆)今まで気付かなかったあたしイヤン…。じっくり読ませていただきます♪ヽ(´▽｀)/ (2012年5月2日 2時) (レス) id: 323c550303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» うわぁー、まさか見つけていただけるとは思いませんでした。すごく恥ずかしいです(*ﾉｪﾉ) 文章苦手で･･･サラッと読み飛ばして下さい。 (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彼らのおかげで、同じ想いの人と触れ合えて嬉しいです。いつもコメ、ありがとうございます<(_ _)> (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年11月28日 1時
