＊49 緊張します ページ49
勢い良くお店に入って行くと、いつもの大将の明るい声と笑顔。
大将「Aちゃん、いらっしゃい」
ニッコリ笑って、
「大将っ！！！すっごい、ありがとぉー！」
カウンターに駆け寄った。
大将がチャンミンに、また来てよって言わなかったら、カウンターで一緒に食べてやってと言わなかったら･･･わたしとチャンミンは恋人同士になってない。
大将「俺、何かした？」
わたしのお礼の意味がよくわかってない大将は、不思議そうな顔をする。
「めっちゃしてくれた！感謝してもしきれないくらいだよ。あのさ･･･この間のチャンミン･･･」
言いながら頬がポッと赤くなった。
大将「ああ、もしかして･･･」
「うん、そのもしかしてなのっ！！！だから、ありがとう！」
大将「よかったな」
とびきりの笑顔の大将は、ほんとに喜んでてくれるみたいだ。
でもここで言っておかなければいけない。
「あのね･･･翔太には言わないで欲しいんです」
大将「あはは。翔太くん、心配症だもんなぁー。わかった」
ホッ。
とりあえずまだ翔太には知られたくない。
「これから、チャンミンもここに来ます。えへへ」
大将「やたらかわいい格好してるから、そう思ったよ」
やだな、もう。
長年通って、なんでもけっこう話してる大将にはわかっちゃうんだもん。
なんだか、恥ずかしい。
大将「Aちゃんも女の子なんだなぁ〜」
豪快にあははと笑われてしまった。
「もぉー！」
口を尖らせ抗議してると、ガラガラっと戸が開いて、待ち人が入って来た。
今朝別れたばかりなのに、その姿に見惚れてしまう。
CM「こんばんは。また来ました」
少し眉を八の字に下げて微笑むチャンミンの素敵なことっ！！！
この人、わたしの彼氏なんですぅーって世界中の人に言って回りたい。
大将「いらっしゃーい」
笑顔と元気な声で大将に迎えられ、チャンミンはわたしの方に目を向けた。
CM「お待たせしました」
いえ、全然待ってません。
大将「Aちゃん、緊張しすぎだな」
クスっと大将が笑う。
そりゃ、緊張もします。
抱き締めてもらってもキスしても一緒に寝ても･･･
こんな素敵な人いないもの。
CM「大将、この間のやつ食べたいです」
大将「あいよ！」
チャンミンに手を引かれ、あの席に向い合わせで座る。
CM「どうしましたか？」
「あはは･･･なんか緊張しちゃってます･･･」
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ひかり♪さん» やめられませんねっ！ (2012年5月2日 13時) (
レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» ひっそり片隅で妄想中です。なので、人気があるとかちょっと驚いてしまいます。わたしの中では、chizuさん大人気ですよ！もう何度読み返したかわかりません。ｽﾄｰｶｰのようにｗ (lllﾟДﾟ)ﾋｲｨｨｨ!! (2012年5月2日 13時) (レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
chizu(プロフ) - あまりたくさん小説を読んでないので…すっごい人気のある方でビックリしました(☆∀☆)今まで気付かなかったあたしイヤン…。じっくり読ませていただきます♪ヽ(´▽｀)/ (2012年5月2日 2時) (レス) id: 323c550303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» うわぁー、まさか見つけていただけるとは思いませんでした。すごく恥ずかしいです(*ﾉｪﾉ) 文章苦手で･･･サラッと読み飛ばして下さい。 (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彼らのおかげで、同じ想いの人と触れ合えて嬉しいです。いつもコメ、ありがとうございます<(_ _)> (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年11月28日 1時
