＊21 ユノヒョンと韓国料理-CM ページ21
飲みたいって言ったのに、ユノヒョンはいつも行く韓国料理屋さんに僕を連れて来た。
YN「僕はお腹が空いた。ここでも十分、飲めるでしょ」
飲めますけど、もっと浴びるようにお酒が飲みたかったんですけど。
ここは料理が美味しいから、食べることに集中しそうです。
いつものように個室に通される。
なぜだか、ユノヒョンと二人きり。
ダンサーさんたちも誘ってくれればよかったのに。
YN「チャーーンミン。ヒョンだけじゃ不満か？」
CM「不満ですね。なにが悲しくて、ヒョンと二人で個室なんでしょうか」
YN「たまには二人もいいよ？」
CM「・・・・・」
YN「そんなイヤそうな顔しないでよ」
CM「ヒョンの奢りですよね？」
YN「もっ…もちろん」
CM「心置きなく食べれますね。ヒョン、ありがとうございます」
ニッコリ笑顔で返したら、ユノヒョンは乾いた笑いで、
YN「チャンミン、ほどほどって言葉知ってるよね？」
CM「ほどほどってなんでしょう。そんなんじゃ、僕の胃袋は満足しませんよ」
YN「知ってる」
ガックリとユノヒョンはうな垂れた。
僕は次々とオーダーしていく。
そして、どんどん僕の胃袋に料理が入っていくのを見て、ユノヒョンは苦笑いしていた。
YN「仕事中は、心配したけど、大丈夫そうだね」
CM「ん？なにがです？」
YN「携帯ばっかり見てたから」
CM「あぁ…、それは」
YN「いいんだよ、恋したって。あの時と今では状況も違う」
ユノヒョンの真っ直ぐな瞳は、やっぱり僕を見透かしてる。
でも、「恋」じゃない。
CM「そんなんじゃないって言ってるのに」
YN「あははっ。何年、一緒にいると思ってんの？チャンミンのことわかってるから」
CM「気持ち悪いこと言わないで下さい」
そして、僕はまた食べることに集中する。
YN「飲まなくていいの？」
CM「もう少し食べたら」
ユノヒョンに「恋」と言われて、思い出してしまったAさん。
違うって否定してるのに、頭の中はAさんでいっぱいになった。
いま、ここに並ぶ料理を一緒に食べたら、きっとAさんは夢中になって食べて、また口の端から零してしまうんじゃないかって想像したら、笑えてくる。
無心に食べる姿もマンドゥンイに似てるんですよ。
YN「…チャンミン、大丈夫？」
ユノヒョンに声をかけられて、自分が情けないほどニヤけた顔をしてること気付いた。
ラッキーアイテム
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ゆめら(プロフ) - ひかり♪さん» やめられませんねっ！ (2012年5月2日 13時) (
レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» ひっそり片隅で妄想中です。なので、人気があるとかちょっと驚いてしまいます。わたしの中では、chizuさん大人気ですよ！もう何度読み返したかわかりません。ｽﾄｰｶｰのようにｗ (lllﾟДﾟ)ﾋｲｨｨｨ!! (2012年5月2日 13時) (レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
chizu(プロフ) - あまりたくさん小説を読んでないので…すっごい人気のある方でビックリしました(☆∀☆)今まで気付かなかったあたしイヤン…。じっくり読ませていただきます♪ヽ(´▽｀)/ (2012年5月2日 2時) (レス) id: 323c550303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» うわぁー、まさか見つけていただけるとは思いませんでした。すごく恥ずかしいです(*ﾉｪﾉ) 文章苦手で･･･サラッと読み飛ばして下さい。 (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彼らのおかげで、同じ想いの人と触れ合えて嬉しいです。いつもコメ、ありがとうございます<(_ _)> (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年11月28日 1時
