＊16 彼に会った次の日 ページ16
どんなに浮かれて眠れない夜を過ごしても、朝は必ずやってきて平日だから、仕事に行かなければいけない。
鏡に映る顔は、クマが出来ていてヒドイ顔をしている。
「誰も見てないからいい・・・」
と思いつつも、コンシーラーを付けて隠してみる。
お化粧には時間をかけないから、その後はいつもと一緒で簡単にする。
黒のタンクトップの上に白いシャツを着て、ジーンズを履く。
毎日私服だから、そんなにお洒落する気にもならないし、仕事では倉庫に入って段ボールの箱を運ぶ事もあるから、こんなんで十分だと思ってる。
ナナミからの強制合コンの話もすっかり忘れて、わたしはいつも通りに出勤。
デスクに座ると仕事モードに突入。
昨日の生チャンミンに出会ったことさえ忘れてしまうほど、今日は忙しかった。
でも、その方がいい。
この恋は遠くから想うだけなのに、会ってしまったから、連絡先を知ってしまったから・・・いまはもっと好きで想いが溢れ過ぎておかしくなってしまいそうだった。
・
忙しくて、気づけば就業時間を少し過ぎてた。
キリのいいところで、終わって会社を出る。
見ていたかのように携帯が鳴った。
着信：ナナミ
「もしもーし」
＿ナナミ「仕事終わった？」
「ちょうど、会社出たとこ」
＿ナナミ「お疲れ。一回、家に帰る？それとも直接？」
「・・・あっ」
＿ナナミ「もしかして・・・忘れてた？？」
「あ・・・うん」
＿ナナミ「そんなことだと思ったから、電話した。どっかで待ち合わせしよ」
「…行きたくないんだけど」
＿ナナミ「ダメっ！絶対行くよ！！！今から言う場所来てっ！」
「わかったよ。どこ？」
＿ナナミ「○○駅のスタバで待ってる」
「わかったー」
電話を切ってため息が出る。
コンパって苦手。
わたしを相手にしてくれる男の人はいないから、隅でいつもチビチビ飲んでるだけし。
でも、ナナミが心配してくれてるはわかるから迷ったけど行くことにした。
いっぱい食べよ。
食欲が満たされれば、幸せな気持ちになるし。
最寄の駅から、待ち合わせの駅に向かうため、電車に乗った。
帰宅ラッシュだから、ギュウギュウと身体が押される。
痛いなーって思ってたら、急に少し隙間が出来た。
なんで？
見上げるとスラッと背の高い男の人が、隙間を作るように手を壁に置いていた。
＊17 コンパの前に→←＊15 妙なところで鋭いユノヒョン-CM
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ひかり♪さん» やめられませんねっ！ (2012年5月2日 13時) (
レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» ひっそり片隅で妄想中です。なので、人気があるとかちょっと驚いてしまいます。わたしの中では、chizuさん大人気ですよ！もう何度読み返したかわかりません。ｽﾄｰｶｰのようにｗ (lllﾟДﾟ)ﾋｲｨｨｨ!! (2012年5月2日 13時) (レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
chizu(プロフ) - あまりたくさん小説を読んでないので…すっごい人気のある方でビックリしました(☆∀☆)今まで気付かなかったあたしイヤン…。じっくり読ませていただきます♪ヽ(´▽｀)/ (2012年5月2日 2時) (レス) id: 323c550303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» うわぁー、まさか見つけていただけるとは思いませんでした。すごく恥ずかしいです(*ﾉｪﾉ) 文章苦手で･･･サラッと読み飛ばして下さい。 (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彼らのおかげで、同じ想いの人と触れ合えて嬉しいです。いつもコメ、ありがとうございます<(_ _)> (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年11月28日 1時
