＊23 まさかの･･･ ページ23
トイレから出ると、神埼さんが腕を組んで壁に凭れて立っていた。
神埼「大丈夫ですか？」
ほんとに酔ったと思って心配してくれたんだ。
神埼さんがわたしの側まで来て、顔を覗きこむから恥ずかしくて俯いてしまう。
「大丈夫です」
神埼「よかったー。戻って来るのが遅いから、トイレで倒れてるんじゃないかと思って」
「あははっ。そんなにお酒、弱くないから大丈夫です。心配してくれてありがとうございます」
ペコっとわたしは頭を下げた。
神埼「じゃ、戻りましょうか」
「・・・そうですね」
このまま帰りたいけど、やっぱり戻らないとダメだよね。
さっさと挨拶だけして、帰ってチャンミンを見よう。
さり気に、神埼さんに腕を掴まれて驚いた。
たぶん、わたしがなかなか戻ろうとしないからだと思う。
「あの・・・えっーーー！」
神埼さんに腕を離して欲しいと言おうとしたら、後ろから強い力で誰かに引っ張られた。
振り向くとそこには、信じられない人が不機嫌オーラ全開で立っている。
「チャ・・・あっ・・・」
こんなところで、名前を呼ぶわけにはいかない。
CM「なにしてますか？」
「えっと・・・あのぉ・・・」
昨日に続いて、今日も会うことになるなんて思いもしなかった。
何をどう言っていいのかわからず、ただチャンミンさんを見つめるだけしか出来ない。
神埼「Aさんの知り合いですか？」
「えっと・・・」
なんて説明すればいいのか。
CM「Aさんにこの間、告白されたオトコです」
「ひゃい？えっ？」
チャンミンさん何を言い出すの？
普通に友達とか言えばいいんじゃないでしょうか・・・
というか、やっぱり友達って社交辞令だった？
神埼「Aさんの好きな人？」
「ま・・・、友達ですね・・・」
友達って言うのもイマイチ自信がないから、ついつい小声になってしまう。
CM「その手、離してください。Aさん、連れて行ってもいいですか？」
神埼さんに挑発的なチャンミンさん。
神埼「Aさんは、コンパ中なんで連れて行ってもらったら困ります」
受けて立つような神埼さんの視線に、チャンミンさんは不愉快だと言わんがばかりに片方の眉を吊り上げ目を細める。
険悪な雰囲気に、居た堪れなくなる。
どうしよう・・・
オロオロしてるとチャンミンさんが、わたしの腕を引っ張った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ひかり♪さん» やめられませんねっ！ (2012年5月2日 13時) (
レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» ひっそり片隅で妄想中です。なので、人気があるとかちょっと驚いてしまいます。わたしの中では、chizuさん大人気ですよ！もう何度読み返したかわかりません。ｽﾄｰｶｰのようにｗ (lllﾟДﾟ)ﾋｲｨｨｨ!! (2012年5月2日 13時) (レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
chizu(プロフ) - あまりたくさん小説を読んでないので…すっごい人気のある方でビックリしました(☆∀☆)今まで気付かなかったあたしイヤン…。じっくり読ませていただきます♪ヽ(´▽｀)/ (2012年5月2日 2時) (レス) id: 323c550303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» うわぁー、まさか見つけていただけるとは思いませんでした。すごく恥ずかしいです(*ﾉｪﾉ) 文章苦手で･･･サラッと読み飛ばして下さい。 (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彼らのおかげで、同じ想いの人と触れ合えて嬉しいです。いつもコメ、ありがとうございます<(_ _)> (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年11月28日 1時
