【歌い手】嫌よ嫌よも大好きのうち！？vol.3 (ページ7)

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volume74 ページ7

みんなで過ごせるのも明日で最後
楽しい事ばかりだったから少し寂しい

ｽｯ

『ぇ…？』

そ「食べる？めいちゃん特製焼きマシュマロ」

め「焼き加減バッチりサクとろだよ！！」

『……ありがとうございます笑』

あ「あれ、なるせとまふくんは？」

そ「さーね、まふは風に当たりたいって海の方行ったよ」

め「今って冬じゃぁん、俺海とかﾀﾋんじゃうんだけど」

あ「じゃーなるせもそこかな。まふくん追いかけるって言ってたし」

『それにしても遅いですね？なにか大事な話でもあるのかなぁ…』

め「あ！それ思ったぁ！最近さぁ〜何か隠し事してる感じあるよね？時々訳わかんない話するし！」

あ・そ「「…………」」

『そらるさん達何か知りませんか？』

そ「あー……いや、知らないなぁ、、、」

あ「俺も知らないねぇ、、、」

『そう…ですか…』

まふくんもなるせちゃんも
一人で頑張っちゃう人だから心配
何か私に出来ることって無いかな…

そ「……Aは十分あの二人の助けになってると思うよ。だからそんな不安そうな顔しないの」

『………私ってそんなに分かりやすいですか？』

め・そ・あ「「「うん」」」

『うそぉん…』

こんなんじゃ隠し事したって
直ぐにバレちゃうんだろーな
なんて考えて、少し冷めたマシュマロを食べる

『(甘いな……)』

口に入れたらすぐ溶けて
バカみたいに甘い
だけどそれが癖になる

め「あ、二人帰ってきたー！！」

そ「おかえり〜。結構長かったな？マシュマロたべるー？」

ま「長話してきました笑うわぁここあったか…」

n「うっわ！男共が何女子みたいなことしてんだよっ」

あ「ココアもあるよ〜ん、ホイ」

ま「あ、ありがとうございます笑」

n「あらき俺も〜」

あ「はいはい笑」

何話してたんだろ
めっちゃくちゃ気になる……

『(き、聞いちゃう？でも私部外者だし聞かれたくないことだってあるよね…てか私より頼りになる人いっぱいいるじゃん！それなのに私にってどんだけ欲張ってんの！？//)』

n「A！」

『えっ、はぃ！』

n「もー聞いてた？？隣、座っていい？何回も呼んだのに全然反応無いから」

『えっごめん！全然いーよ！じゃぁ…私あっち座るね！』

n「は？何でよ笑俺はAの隣に座りたいんだけど？」

『ぇ…//』

n「はい時間切れ〜なるせちゃん座りまーす笑」

寂しかった気持ちが一瞬でドキドキに変わる
マシュマロなんて比にならないほど甘くて
でもそれがたまらなく癖になるの