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ゲン「やあ千空ちゃんお帰〜〜」
千空「あ゛ー？なんだこりゃ...」
コハク「ハ！助けを求めても無駄だぞ千空。村の皆も全員ゲンとグルだからな！」
約束通り1月4日に戻ってきたマグマ一行。突然目隠しをされ、連行された千空からすれば何がなにやら。よく分からないことばかりだが、彼はひとつの答えにたどり着いた。
千空「テメーらもようやく気がつきやがったか？俺の首と科学さえ司に差し出しゃあ、村は安泰っつう合理的な裏技によ」
『.....』
その言葉を聞いたAははぁーっと大きいため息をついた。どうしてそうなる。まあ命には変えられないし、その考えに至るのも分からなくはないこともなくもなくもなくもないが。彼はどこか人からの謝意や好意に疎いところがある。
『ほんとそーゆーとこ鈍いっすね』
千空「......A？」
『先輩、今日何日かわかります？』
千空「日付？」
乱暴気味に目隠しが取られ、Aの顔が視界に映る。そこから少し離れた彼女の薄い唇が微笑むように歪む。そして彼女が横にずれたことで見えた───
千空「天体望遠鏡…？いや、天文台――」
誰かに背中を押され、レンズを覗き込めばそこには土星が映っていた。
カセキ「オホー！1月4日イシの日！」
コハク「今日が誕生日と聞いたぞ！千空の」
スイカ「みんなからの誕生日プレゼントなんだよ…！」
『誕生日おめでとうございます』
千空「......！」
先輩には「VS司軍の物見やぐらに使えるな！」という合理的な感想を頂きました。照れ隠しだと思います。ByA
順位を頂きました！ありがとうございます！感謝！！
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作者名：ゆま | 作成日時：2023年8月8日 12時
