後輩女子的。chapter3【Dr.STONE】 (ページ4)

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データ93 ページ4

※人によっては不快になることがあるかもしれません
ちょっと重めな碧ちゃん回想編です

成瀬は父の苗字、碧はお母さんの苗字です。
私がなんで碧の方を使ってるかは………え、聞きたいんすか？まあまあ重めの昔話することになりますけど…あ、いいんだ。物好きですね〜…………ではでは、EPISODEA、スタート〜

むかしむかし、ざっと3700年前。とある夫婦が2人目の娘を授かりました。それが私、いっつみー。姉は芸能人、父は彼女が所属する事務所の社長さんっす。
色んな人から可愛いって言われているお姉ちゃん。そんな彼女の妹で、顔も割と似てるんで、私顔には自信ありますよ！顔は可愛いでしょ？

まあそんな家族だったんですけど、私が物心つく前にお母さんが亡くなってしまったんす。それが原因で父は荒れに荒れ、ギャンブルにお金をばら撒くようになった。まあ会社のお金を横領したり、お姉ちゃんとか他の人が稼いだお金にまで手を出すことは無かったらしいんでマシなんじゃないっすか？
働いてはすぐお金を使う。働いて、使い果たす。そんな生活してたもんで父は滅多に家に帰ってこなかったっす。どんなけギャンブルたいんだよ。寂しくはなかったっすよ。お姉ちゃんいましたから。

そして私がちょうど小学校へ上がった頃。新しい母と名乗る女が現れた。彼女が来てから父は少しだけ落ち着きました。それは良かったけど、別の問題が。母はお金が大好きだった。手に入れるためなら何でもするくらいには。

しばらくして姉に婚約者ができました。貴族とか財閥でもないのに婚約者なんて、笑っちゃいますよね。相手は財閥の御曹司様。もちろん母が婚約者になるよう話をかこつけた。娘がお金持ちと結婚すれば自分もご贔屓に預かれると思ったんでしょうね。私は姉と歳が離れてたからそんな話はされませんでした。

その変わり、と言っていいのかは分かりませんが、ある時母がお願いがあると声をかけてきた。
「お父さんとお姉ちゃんの為になる」
そう言われ、当時の私は喜んで頷いた。ほんとその時は可愛かったっすよ。疑うことなんて知らなかったんですから。お願いの内容は男の人の相手をすること、肉体的な方の。

コハク「？」

あー...............んー、.........こういうこと。簡単に言えばこういうことですかね。すみません、急に押し倒したり服の中に手を入れたりして。ゲン、ありがとうございます。もう後ろ向かなくていいっすよ。耳に当ててる手もどかしますね。