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阿部「やっほー、おつかれさまー」
岩本「おつかれ」
お互い仕事終わりに事務所で、と連絡が来てたため2人でJewelがレッスンで使う部屋に向かった
花凛「あ…亮平くん、助けて…」
阿部「はいはい笑」
岩本「あれ、Aは？」
花凛「さっきまでそこに居たんですけど…多分そのうち帰って来ますよ」
岩本「Aが呼び出したのに…」
「俺探してくるね」
部屋にいたのは花凛だけで、Aの姿はない
岩本「……ここに居た、ねぇ、来たけど？」
『あ、お疲れ様です』
岩本「うんおつかれ、で？振り付けの話だよね？」
『あー…それもう大丈夫です、すいません呼び出しておいて』
岩本「いや、ならいいんだけど…ほんとに大丈夫なの？」
『はい！もうかんぺきです！笑』
岩本「そ？じゃあ俺帰るね」
『はい、お疲れ様でした』
岩本「………Aは帰んないの？」
『花凛と亮平くん待ってます』
岩本「なんか約束あんの？」
『ないですけど…2人残したままには出来ないので』
あぁ…そういう事か。
きっと、大学のことなら花凛が直接阿部に連絡すればいい話だし、そうしなかったのはお互いの立場を考えたからで、あの2人にそれぞれ俺たちが付くことで2人で会ったという風に見せないため
岩本「そういう事なら言ってくれればいいのに」
『………変な噂されるからついて来てって？そんなの亮平くんに失礼ですよ』
岩本「そうじゃなくてさ、別に隠す必要ないじゃんって話。後からあの時そうだったのかって知る方が色々考えるよ」
「噂されるのが良いとか悪いとかの前に、俺らとJewelの関係で有る事無い事言われるのが面倒なのはわかるから」
「だったら協力しようって、俺ら仲間じゃん」
『………ごめんなさい、さっきは嫌な言い方しました』
『でもみんなには気にせずに会ってもらいたいんです』
『いろいろ、そういう…面倒な事？っていうのかな、そういうの気にするのは私だけでいい』
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作者名：ぽむ | 作成日時：2023年1月29日 23時
