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桃side
桃「おはよ…ございます………」
緑「げ、、何その頭…」
桃「すんません、寝坊しました」
緑「もう、そんな髪の毛じゃ仕事出来ひんやろ」
ここ座り って言われて素直に座ると、
アイロンを持ち出して、ボサボサやった髪は一瞬で綺麗に。
桃「神山さんって、神様なんですね…」
緑「はぁ?何言うてんの、寝ぼけてんちゃう?」
辛辣。辛い。
午前はショップで販売を。
いつも通り仕事をしていると、見なれた姿が。
青「おっす」
紫「濱田もおるで」
緑「おー、いらっしゃい」
流星、俺と神山さん繋がりで濱ちゃんの店に行くようになってんけど、
どういうわけか急に距離が縮まって
お互いの休みが被れば遊びに行っているらしい。
緑「そうや、午前勤務もう終わるし、近くでご飯食べん?」
青「賛成」
紫「ええやん、行こ」
近くのファミレスに入り、注文を終えた後、
話題はやっぱりだいきの事。
桃「濱ちゃん言うタイミング逃してもうてて、ごめん」
紫「そんなんええけど、俺にも会わせてや!」
店開けるから!って、。あんたの店 居酒屋やろうが。
久しぶりに何人かで集まって食べるご飯は
だいきとはまた別に、新鮮で楽しかった。
事務所に戻り、午後は裏で発注の仕事。
昨日俺が休んで、代わりに発注してくれたみたいやから、
それの確認をしている時、嫌な予感が。
桃「……やっぱり」
発注ミスを見つけた。
発注していたのは、勤めて長いバイトの子。
ミスしてまうのは俺もよくあるしええねんけど、
帰る時間が遅なってまうのが問題。
桃「はぁー……」
しゃーなし。これはやるしかない。
取り掛かろうとした時、
緑『のんちゃんほんま申し訳ないんやけど、
レジ手伝ってもらってええ?』
神山さんからの無線。
桃『今行きます』
無線で返し店に出てみると、長蛇の列。
レジに入ってフォローすれば、スムーズに回り、列も消えた。
緑「ごめんな、ありがとう」
桃「いえ、大丈夫です」
だいきの顔が浮かび、
内心…もっと遅なってまうと焦っているけど、
顔には出さないように、そっと裏の事務所に入った。
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私のバイトしていたアパレルショップは
バイト生の子も発注やらされてました。
アパレルショップでバイト経験のある方、
どうなんですかね…??笑
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作者名:ヨン | 作成日時:2021年12月16日 14時