後悔 ページ7
桃side
桃「おはようございます」
緑「おはよう。どうした?暗ない?」
次の日の朝。怒涛の昨日を終えたからなのか、どっと疲れが来た。
それと同時に、だいきくんを守ってやれなかったことに後悔が押し寄せて、余計に気分が沈む。
桃「まぁ色々ありまして…。」
緑「なんか深い事情がありそうやなぁ。休憩の時に聞くわ」
いつも通り始まった仕事。
でも俺だけはいつも通りじゃなかった。
緑「のんちゃん、これちゃうで?」
緑「ちょっと、レジミスってる」
緑「待って、のんちゃん発注違うやん」
黄「小瀧、何してんねん」
桃「すみません…」
オーナーにまで怒られてしまった。それもそうやんな。
黄「何があったかは知らんけど、ちゃんとやりや」
桃「はい、ほんまにすみませんでした」
緑「のんちゃん、休憩行こ」
今朝買ってきたコンビニの弁当を広げる俺と、毎日手作り弁当の神山さん。
桃「神山さん…毎日作ってんすね」
緑「まぁ料理好きやからなぁ」
二人で弁当を食べていた時、聞いて欲しいようで聞いて欲しくない内容に触れてきた。
緑「のんちゃんがミスとか珍しすぎる。なんかあったんやろ」
桃「ははっ、全部お見通しですね。実は…」
神山さんに事細かに説明すると、驚くことも無く一言。
緑「引き取ったらええやん」
……………はい?
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中間淳太 アパレルショップのオーナー
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作者名:ヨン | 作成日時:2021年12月16日 14時