うしさせ短編集(リク募集)

ポッキーゲーム*うらたぬき ページ10

坂「じゃあ、3番と4番ポッキーゲーム！」


俺たち5人。メンバーとAはハウスに集まって王様ゲームをしていた。
なんでかというと...まぁ、色々だ。


A「私、3番...」

う「俺、４。」


可愛い彼女と野郎のポッキーゲームなんて見たいはずもなく、４を引けて良かったと思う。


志「何や、うらさんか。」

セ「野郎同士よりマシとちゃういます？」


周囲が何と言おうと４は俺だ。
こいつらの前でやるのは気が引けるけど、逃げたら後がめんどくさそう。
箱からポッキーを１本取り出しAに咥えさせる。


A「あの、うらたさっ」


何か言いたげなAは置いといて、後で聞いてあげよう


坂「命令しといて何やけど、見ないかん？」

志「カップルのポッキーゲームかぁ」

セ「まぁ、仕方ないやろ。」

う「お前ら、うるせえ」


人前でキスとかしたことないからかAは少し腰を引いている。
そんなAに近づいて


う「腰、逃げちゃダメ...」

と言って腰をぐっと引き寄せて、ポッキーの先を咥えた。
短くなればなるほど赤くなっていくAを可愛いと思いながら
あと５cmを切ったところだった



ポキッ


Aが俺から離れようとする。
Aがポッキーを折ったのだ。
つまらないと思った俺はAに口づけ、舌をねじ込む


A「ふっ...ん...」


セ「うらたん...」

坂「え...」


メンバーのことは頭になかった。
苦しくなったのかAは俺の胸をたたいた。


A「...はっ」


息を切らしながら俺を見上げるAの姿にはくるものがあった。
誰にも見せたくないと思った。


う「...わりぃ、俺ら帰るわ。」


そう言って荷物を片付け玄関に向かう。


志「Aちゃん、ファイト」

A「...はい」


何を話しているか気にならなかった。

帰ってすることは決まっている。









良い声で啼いてくれよ

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