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「っ....帰る、」
なんとか絞り出した言葉。
だって
“ 帰る ” って言わないと帰れない。
....ううん、
帰りたくなくなっちゃうから。
「ダメ」
「テヒョン...っ」
「A...」
「っ、」
あぁ....もうダメだ。
認めるしかないみたい。
こんなにも
テヒョンの全てに安心するなんて。
こんなにも
テヒョンの全てが心地良いなんて。
いつから....？
........。
いつから、なんてわかってるでしょ。
....私はきっと最初から、
テヒョンに惹かれてた。
見た目に反して
第一印象がよかったせいか
その後が最悪だったのに
....なぜか気になって。
関わっちゃいけないと思えば思うほど
私の中で
テヒョンの存在が大きくなっていって。
....結局、
後戻り出来なくなっちゃった。
「俺の事....好きでしょ？」
「....っだから、」
「好きでしょ...？」
「テヒョン...っ、」
もう泣きそうだ。
だって
こんなにもどうしたらいいのか
わからないなんて
初めてなんだもの。
「....その目、」
....触れちゃいけない。
「すっごくそそる....」
触れたら最後、
「なんで泣きそうなの....？」
火傷しちゃうのに
「....欲しい」
「っ、」
私はテヒョンから離れられないでいる。
「ダメ....？」
「ダメ...っ」
「なんで？」
「なんで、って....テヒョン仕事中、っ」
「....あぁ〜、」
まるで
仕事中じゃなきゃいいみたいな、
「....そうだった」
「え...」
「残念....？ 笑」
「っちが...っ」
「素直になればいいのに。笑」
「、」
綺麗な笑顔が近付いて来たかと思ったら
....ふんわりしっとり、
お互いの唇が重なった。
「....また今度、」
「...ん、」
「ね...？」
「...ぁ、」
たいして深いキスじゃないのに
全身が粟立っちゃうなんて
どうしたってこの先を想像しちゃう。
私ってこんなだったっけ....？
「....っ、いい加減にしないと
マスターに怒られるな...」
「...そしたら早く、」
「いいの？」
「え...？」
「もうキス出来ないよ？ 笑」
「...っなに言って、」
「....可愛い。笑」
「、」
....もうやだ。
頭撫でるとか
....反則でしょ。
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ワカ(プロフ) - 続きは書かれないですか？ 凄く展開がスキです！ 更新待ってます (2021年7月20日 23時) (
レス) id: a0ff0eec18 (このIDを非表示/違反報告)
ハロ(プロフ) - 主人公が鈍感すぎてめちゃおもしろいですね。私どうしたらいの…？みたいな展開ばかりで笑っちゃいました。 (2020年11月7日 17時) (レス) id: 04eaede967 (このIDを非表示/違反報告)
ka(プロフ) - すごく好きなお話です！更新待ってます！ (2020年5月16日 23時) (レス) id: 0e0413ff6e (このIDを非表示/違反報告)
ymomo822(プロフ) - お話すごく面白いです！更新気長に待ってます！ (2020年4月1日 13時) (レス) id: ef7a0ce5df (このIDを非表示/違反報告)
yka.(プロフ) - お話面白すぎます…！大好きです！待ってます…！ (2019年12月16日 21時) (レス) id: 537e4a64df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2018年10月18日 19時
