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「...あ、」
カフェオレも飲み終わって
私の胸も落ち着いた頃
そろそろ髪乾かしてあげるって言う
テヒョンに続いて立ち上がったら
テーブルに置いてたスマホの画面が
タイミングよくパッと点灯した。
....そこには “ 전 정국 ” の文字。
「....チョンくん、」
思わず声に出した私に
「グク....？」
テヒョンが反応したかと思ったら
表情が一変した。
「....なんでグク？」
「なんで、って」
「グクとはなんでもないんでしょ....？」
「....うん、チョンくんとは別に、」
「じゃあなんで連絡来るの？」
「それはさっき途中で、」
「ダメ」
「え...」
「連絡取るのも会うのもダメ」
「そんな、同じ職場なのに、」
「仕事以外は....だよ？ 笑」
「、」
テヒョンがわからないのは
いつもの事だけど
笑顔を見せてくれたから
少しだけだけど安心した。
「とにかく、出ないで....？」
「っ」
だけどまた怖い顔。
....やっぱりテヒョンはわからない。
わからない事はわかってるのに
考えようとしちゃうから
いけないんだよね....。
「A....？」
「....あ、うん。
わかった、出ないよ....？」
「ん、そうして？ 笑」
「テヒョン、」
「ん？」
「....なんでもない」
私ってば何を言おうとした....？
「....ほら、おいで？ 笑」
「あ、」
家の中なのに
ていうか
洗面所すぐそこなのに
テヒョンは私の手を取ると
....ぎゅっと握ってきた。
....やだな。
こんな事でもド○○キするなんて
もう誤魔化し効かなくない....？
「....グクだけはダメだから」
「え...？」
「....なんでもないよ。笑」
「、」
前を向いたまま何か言ったから
聞き返したんだけど
振り向いたテヒョンはいつもの笑顔で
私の胸は更にうるさくなった。
やだな、もう....。
「A可愛い。笑」
「えっ」
「俺と手ぇ繋ぐの恥ずかしいの？ 笑」
「え、ちがっ」
「もうする事しちゃってるのにね。笑」
「テヒョンっ」
「ホント、可愛い。笑」
「っ！」
....鼻の頭を舐めるとか。
「Aは俺のだからね？ 笑」
「っだからそれ、」
「はい、前向いて？ 笑」
「、」
....いつの間にやら洗面所。
鏡越しに目が合ってるだけで
ヤバいんだけど....。
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ともちょん(プロフ) - みんみんさん！初めてコメントさせて頂きます。いつも楽しみにさせて頂いてます。次章も楽しみにさてますね。その間、また他の作品を拝読させて頂きます。 (2018年9月24日 20時) (
レス) id: 12127d17e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぽん(プロフ) - みんみんさんの作品大好きです。全作何回も読み返して楽しんでます。更新は待ち遠しいですが、みんみんさんのペースで無理なくして下さいね(*^^*) (2018年9月24日 12時) (レス) id: ec5d7f8a0e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - みんみんさんお久しぶりです。これからもみんみんさんのペースで更新して下さい(^o^) 無理はしちゃだめですよ！ (2018年9月23日 23時) (レス) id: 52fb1c04f9 (このIDを非表示/違反報告)
ジョンファ(プロフ) - みんみんさん、お久しぶりです！って言いましても、私は頻繁にみんみん作品を拝見しているので、お久しぶりの気がしません！「あり恋」も楽しみに待ってますね！みんみんさんが、楽しく更新してくれれば嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2018年9月23日 21時) (レス) id: 2476f0e10a (このIDを非表示/違反報告)
りん - 妄想が膨らみすぎてやばいです。テヒョンの色気が半端ない… 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年9月8日 11時) (レス) id: 12052b6b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2018年2月23日 23時
