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「....A、」
「...っ、」
....ホントずるい。
エレベーターを待ってる時もそうだったけど
名前を呼ばれて振り向いたら
信号待ちをしてる道で
不意にキスしてくるテヒョン。
....学習しない私がいけないんだけど
なんでそういう事してくるの....？
勘違いしちゃったらどうしてくれるの....？
「....Aの唇気持ちいい。笑」
「っなに言って、」
「キスで赤くなっちゃうのも可愛いね。笑」
「テヒョン....っ」
「ん...？ 笑」
もうやだ。
めっちゃ振り回されてる。
やっぱり、関わらない方がいいよね....。
「なに考えてんの....？」
「っ、」
その声に俯けた顔を上げたら
私を覗き込んでるテヒョンの顔が
目の前にあって
「私もう、テヒョンとは会わないから....っ」
びっくりして
ついそんな事を口走っちゃった私。
「なんで....？」
「っ」
笑顔が消えたテヒョンは
....実はちょっと怖い。
「....俺の事嫌い？」
なにそれ。
今の私達に
そんな事関係なくない....？
「....嫌いとかそういう事じゃなくて、」
「じゃあなんで？」
「なんで...って、」
こっちこそ聞きたいよ。
カラオケボックスで引っ掛けた女の子なんて
どうでもいいでしょ....？
どうしてそんなに真剣に
だけどどこか寂しそうな
そんな顔するの....？
「....さっきも言ったけど、
俺はAが気に入った。
だからまた会いたい。だめ....？」
「、」
何人の女の子にこう言ってるんだろうって
思ったら少し胸が痛いけど
そう言われて悪い気がしないのも事実で。
....ううん、むしろ嬉しいとさえ思う。
だけど、
この人は私とは住んでる世界が違いすぎるから。
夜の仕事をしてて女の子にも慣れてて
昼間の仕事をして男の人に慣れてない私とは
合うはずがない。
....でも気になる。
テヒョンの事が知りたいと思う。
心のどこかではまた会いたいと思ってる。
どうしたらいいの....？
「A、」
「っ、」
私ってホントにバカ。
学習能力なさすぎだ。
「ん...っ、」
テヒョンにキスされる直前
信号が変わった気がしたけど
テヒョンはそんな事お構いなしに
舌を絡めてきて
私の心を揺さぶり続ける。
私はどうすればいいんだろう....。
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ともちょん(プロフ) - みんみんさん！初めてコメントさせて頂きます。いつも楽しみにさせて頂いてます。次章も楽しみにさてますね。その間、また他の作品を拝読させて頂きます。 (2018年9月24日 20時) (
レス) id: 12127d17e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぽん(プロフ) - みんみんさんの作品大好きです。全作何回も読み返して楽しんでます。更新は待ち遠しいですが、みんみんさんのペースで無理なくして下さいね(*^^*) (2018年9月24日 12時) (レス) id: ec5d7f8a0e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - みんみんさんお久しぶりです。これからもみんみんさんのペースで更新して下さい(^o^) 無理はしちゃだめですよ！ (2018年9月23日 23時) (レス) id: 52fb1c04f9 (このIDを非表示/違反報告)
ジョンファ(プロフ) - みんみんさん、お久しぶりです！って言いましても、私は頻繁にみんみん作品を拝見しているので、お久しぶりの気がしません！「あり恋」も楽しみに待ってますね！みんみんさんが、楽しく更新してくれれば嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2018年9月23日 21時) (レス) id: 2476f0e10a (このIDを非表示/違反報告)
りん - 妄想が膨らみすぎてやばいです。テヒョンの色気が半端ない… 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年9月8日 11時) (レス) id: 12052b6b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2018年2月23日 23時
