GIVE ME ... LOVE《特別編》

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” ユンギくんも誘っていい？
ていうか、もう誘っちゃったんだけど、“




アヨンにそう言われたのは定時間際。




私としては全然よかったんだけど、




ジョングクにはアヨンと、って言って
許してもらったから




アヨン以外の人と、




特にユンギくんと一緒だって知られたら
どうしようって




真っ先に思ったんだけど。




でも、帰りが遅くなるって事は




たぶんまた12時近いだろうと思って、




それまでに帰ればいいんだし、
と思う事にしてオーケーした。




それにしてもアヨン、




ユンギくんが私に気があるんじゃないかって
心配してたから




私が一緒でいいのかなって思ったけど




アヨンが言うには




私が一緒って言う前に誘ったのに
応えてくれたし、




金曜日のお礼がしたいって言ったはいいけど
いきなり二人は無理だから




いい機会だから3人でごはん行こう？




なんて。




アヨンがいいならいいんだけど




ジョングクにはバレないように
気を付けないと。




「....うわ、寒っ」


「中戻ります....？」


「ううん、混んでるからいいよ。
ていうかユンギくん寒い？」


「寒いですけど、
Aさんがいいならいいです。笑」


「ごめんね？ 笑」


「いいえ。笑」




だけど、3人で過ごす時間は
思いの外楽しくて




食事がメインだったけど
お酒も飲んじゃったから、




気が付いたらもう10時近かった。




「今日....よかったんですか？」


「え...なんで？」


「ホントはアヨンさんと二人で
食事する予定だったんですよね....？」


「あー....ホントはそうだけど、
楽しかったから全然大丈夫だよ？ 笑」




こういうところも好感持てる。




そんな事気にしてくれるなんて。




「....ありがとうございます。
やっぱりAさんていい人ですね。笑」


「....そんな事、」


「いい人ですよ。友達想いだし。笑」


「、」




....照れる。




アヨン、早く来て。




でも、レジ混んでたし。




ってなぜか、




私までごちそうになっちゃったんだよね。




迷惑掛けたから、って。




そんなの今更だと思うんだけど。





「....ごめーん！お待たせー！」






ようやくお店から出て来たアヨン。







....助かった。





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