GIVE ME ... LOVE《特別編》

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「ん...っ」




ドアが締まり切る前に抱き締められて




あっという間に塞がれた唇。




こういう時のジョングクは
何を言っても無駄なんだけど




「....っせめて、シャワー、」




ワンクッション置きたい、っていうか。




「...っうるさい、」


「...っ、」




予想通りの返事だったけど




性急に求められて




嬉しい反面、付いて行けなくて。




....私だって負けないくらい
ジョングクを愛してるけど




私のこういう欲求は




ここまで大きくないから。




「....ジョング、っ」


「っ、」


「は....っん、や、」


「....っここで、」


「え...っぁ、」




壁際に追い詰められて




とうとう身動きが取れなくなった。




両手は壁に押さえ付けられて




脚の間にはジョングクの脚が片方入ってて
腰ごと押し付けられてるし




熱い唇と舌に....




首から上を固定されてる感じ。




「ん...ぁあ、や、」




両手を頭の上に一纏めにされたかと思ったら




空いた片手が私の身体を彷徨い始めた。




身体のラインに沿って下ヘ降りていくと




今度はスカートの裾を捲り上げるように
太ももを這い上がって来て




「....っやぁ、ぁ、ん、っ」




なんとも言えない感覚に




全身が粟立った。




「....っんな、顔して、」


「ぁあ...っ、や、」


「煽んな、って...言ってんだろ、っ」


「そんな、ぁ、いやぁ...っ！」


「俺を....っどうしたいんだよ、」


「あ、や、あぁ....っん！」


「俺を....どんだけ、っ」


「っぁあぁぁ....っ！」





今日もジョングクの愛は
留(とど)まる事を知らない。





今日は何時に帰れるのかな....なんて、






遠のきそうな意識の中







ぼんやりと考えた。





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