80 ページ30
.
....結局、嬉しそうなソクジンに負けて
この間のホテルへ来たはいいんだけど
案の定スウィートは満室で
ちょっといいツインに落ち着いた私達。
「....あぁ〜、さっぱりした。
Aも入っておいでよ？ 笑」
「っ、」
んでもって、やっぱりびっくりしてる私。
ていうか、ソクジンは突然すぎるんだって。
「....私はまだ、」
「先にお風呂入ってからのんびりした方が
後々楽だよ？ 笑」
「....それはそうなんだけど、」
「はい、いってらっしゃい。笑」
「え、ちょ...っ」
ソクジンに背中を押されて
あっという間にバスルーム。
....ていうかさ？
見る目変わっちゃってるせいか
何度見てもお風呂上がりのソクジンは
ヤバいのよ。
今日なんて特に着替え持ってないから
バスローブ着てたりするじゃない？
ソクジンなのに
色気があるっていうかなんていうか
とにかくヤバい訳なのよ。
「A....？」
「え、うわぁ....っ、なにっ？」
「そんなに驚かなくても。笑」
「や、だって....っ」
「そこにいい香りっぽい入浴剤あるから、
それ入れてゆっくり入りな？ 笑」
「え...」
それだけ....？
可笑しそうに笑いながら行っちゃったけど、
っていうか
変に意識しちゃってるのは私だけで
ソクジンはただ単にお泊まりして
のんびりゆっくりしたかっただけ....？
....めっちゃ恥ずかしいじゃん。
「....もう、こうなったらのんびり入ろ」
そう、それがいい。
頭の中の邪念を振り払うべく
頭から爪先まで念入りに洗って、
....ってだからそうじゃなくて！
「もうやだ....」
取り敢えず服を脱いで浴室に入る。
「これかな....？」
ソクジンが言ってた入浴剤。
先に入れて入ればよかったのに、って
....香りが飛んじゃうからかな。
変なとこ気が利いて優しいんだよなぁ....。
「....ソクジンありがと」
入浴剤の封を開けただけで漂ってくる
フラワー系の優しい香り。
さーっと浴槽に垂らせば
あっという間にお湯が
綺麗なピンク色になった。
「....ホント、いい香り」
シャワーの栓を捻って下着も脱いで
頭から熱めのお湯を浴びると
さっと身体を洗って
これってソクジンみたい、って思いながら
ピンク色のお湯の中に沈んでいった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2409人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アイアイ(プロフ) - この続きと2人の結末が気になります😭いつかでいいので更新待ってます❗️ (7月8日 21時) (
レス) @page32 id: ef22ae402e (このIDを非表示/違反報告)
gachinkoyj(プロフ) - 作品全部好きです。このお話特に好きで、続きが気になっちゃいます。 (2019年12月20日 13時) (レス) id: 7e5732b4e4 (このIDを非表示/違反報告)
うぉる - 続きが気になります><更新頑張ってください!!待ってます~!! (2019年9月4日 13時) (レス) id: 866a0f7e83 (このIDを非表示/違反報告)
みもり - あぁぁ!!!続きがぁ!!読みたすぎてどうしよう…。ジンくんかっこよすぎ…。続き楽しみです!!頑張ってください!!みんみんさんサランヘヨ〜♪ (2019年7月23日 11時) (レス) id: dcb720e00c (このIDを非表示/違反報告)
もも - 続き待ってます(＞＜) (2019年7月18日 0時) (レス) id: fc08d15bed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みんみん
| 作成日時：2018年2月1日 22時
