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「....飲み終わった?」
「、」
カップをコトン、とローテーブルに
置いた瞬間、またそう聞いて来たソクジン。
「....うん、」
「じゃあ....解禁。笑」
「え...?」
解禁ってどういう事? って聞く間もなく
ソクジンの長い腕に抱き寄せられた。
「ソクジン....?」
「もう....我慢しないから」
「、」
私を抱き締めながら耳元でそう囁くと
そのまま耳にキスを落とす。
「....っや、」
「耳....弱いの?」
「ん....違、っ」
「....可愛い。笑」
「...っ」
違うって言ったのに
ソクジンはふっと笑うと
わざと音を立ててキスをする。
「ねえ....っや、」
「ん....だめ、」
何がダメなんだかわからないけど
ソクジンは私の髪を掻き上げるようにすると
「ぁ....ホントに、やめ、」
直接響く水音に
全身が粟立って来た。
気が付いたらソクジンの手のひらが
背中から滑り込んで来てて
私の肌を撫でていく。
背中のホックを器用に外すと
ゆっくり、ソファに押し倒された。
「....ソクジン、っ」
次の瞬間には唇を塞がれて
息も出来ないような深いキスに
頭がクラクラして来ちゃった。
....我慢してたのは、こういう事。
私の事を考えてくれてたんだろうけど
確かに、いきなりこれじゃあ
付いて行けなかったかも知れない。
....今だって付いて行けるかわかんないけど
もう我慢しないって言っただけあって
ソクジンの手のひらと指先が
私をどんどんおかしくさせる。
厚みのある唇は首筋を舐めるように滑って
....痕を付けていく。
「ん....やぁ、ソクジン...っ」
「ん....A、」
「ぁ....ん、だめ、」
緩んだ下着を避けて
ソクジンの大きな手のひらが
私の膨らみを包む。
「や....っん、ぁ、」
....なんでだろ。
なんか昨日と全然違う。
気持ちを伝えたから....かな。
ソクジンが私の気持ちを知ってるか
知らないかで
こんなに違うもの....?
だって、昨日よりもっと
ソクジンの想いが伝わってくる。
昨日よりもっと
私の事大事そうに
壊れものを扱うみたいにしてくれる。
やっぱりソクジンだなぁ....。
そう思ったら、
急に愛しさが込み上げて来ちゃった。
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アイアイ(プロフ) - この続きと2人の結末が気になります😭いつかでいいので更新待ってます❗️ (7月8日 21時) (レス) @page32 id: ef22ae402e (このIDを非表示/違反報告)
gachinkoyj(プロフ) - 作品全部好きです。このお話特に好きで、続きが気になっちゃいます。 (2019年12月20日 13時) (レス) id: 7e5732b4e4 (このIDを非表示/違反報告)
うぉる - 続きが気になります><更新頑張ってください!!待ってます~!! (2019年9月4日 13時) (レス) id: 866a0f7e83 (このIDを非表示/違反報告)
みもり - あぁぁ!!!続きがぁ!!読みたすぎてどうしよう…。ジンくんかっこよすぎ…。続き楽しみです!!頑張ってください!!みんみんさんサランヘヨ〜♪ (2019年7月23日 11時) (レス) id: dcb720e00c (このIDを非表示/違反報告)
もも - 続き待ってます(><) (2019年7月18日 0時) (レス) id: fc08d15bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんみん | 作成日時:2018年2月1日 22時