これって運命でしょ？ 3

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「お疲れー」


「あ、ユンギ。お疲れ。笑」




なんだなんだなんだ....？




「....お疲れ、」


「あ、俺臭い？」




....また顔に出てたかな。




いいや、臭うって事にしておこう。




「....うん」


「あとで消臭剤貸して。笑」


「自分で買いなさいよ....」


「めんどくせぇ。笑」


「ユンギは相変わらず横着者だね？ 笑」


「そうか？ 笑」




でも、ソクジンくんが一緒だから
なんとかなりそう。




「ところでさ、今Aにも
同期会の相談してたんだけど、」


「んー？」


「...」




さすがソクジンくん。




早速話振ってくれるとは。




「部署異動になったヤツもいるからさ、
近いうちがいいよね、って事に
なったんだけど、」




....ソクジンくん、話作るの上手い。




「週末だと都合悪い人いそうだから、
水曜か木曜でどうかなって。笑」


「週末だと都合悪いってなに....？」


「え....そりゃあ、週末と言えば...ねえ？ 笑」


「え」




ここで私に振って来るの....？




「....週末と言えばなんだよ」


「ユンギだってそうだったでしょ？」


「俺...？」


「うん。笑」




ソクジンくん、どうやって持ってくつもり....？




「彼女とデート、とかさ？ 笑」


「....ああ、」


「彼氏とデートもあるね。笑」


「、」


「....」




....見られてる気がする。




ユンギに。




「....なるほどね。そういう事なら
水曜でも木曜でも構わねぇけど？」


「そう？ そしたらそれでみんなに話回すよ。
来週辺りでもいい？ 笑」


「ん、俺はいつでもいい」


「....私も」


「よし。それじゃあ早速回覧板作るね。
って事でお先に！笑」


「え」


「おう、お疲れ。よろしくなー」




ちょっと待ってなんで置いてくの....？




ユンギと二人にしないでよー！




「....私もそろそろ、」


「お前はまだ早いだろ」


「、」




立ち上がり掛けたのに




....腕を掴まれて阻止された。




「消臭剤借りてぇし。笑」


「....あとで寄ればいいじゃん」


「声掛けんのめんどくせぇだろ。笑」


「どんだけよ....」




っていうのは口実なんだろうな....きっと。




本題は、





「お前....あの新人と付き合ってんの....？」







キタ。








いきなりは困るよ。









ソクジンくん助けて....。





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