これって運命でしょ？ 3

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「....なるほどね。
俺の読みはだいたい合ってたんだ。笑」




テヒョンと付き合う事を決める前に
ユンギから再告白めいたものがあって




少しだけ心が揺れない事もなかったけど




結局はテヒョンを選んだから




ユンギにお断りをするのが朝から憂鬱で、




って感じで、
大まかにだけどソクジンくんに話をした。




「自分でなんとかしないと
いけない事なんだけど、
テヒョンに言うとめんどくさいし....」


「俺が聞くよって言ったんだからいいんだよ。
話してスッキリする事だってあるでしょ？
ていうかキムテヒョンめんどくさいんだ。笑」


「うん、めんどくさいよ？
すぐ気にするし妬くし拗ねるし。
まあ、そこが可愛いからいいんだけど。
でもありがとね？ 少し心が軽くなった。笑」


「なんかノロケられちゃったけど、
それならよかったよ。
で、ユンギには今日言うの？」


「、」




また、不意打ちで核心を....。




「....うん。こういう事は
早い方がいいかなーと思って、」


「でも乗り気じゃないんだ？」


「まあねぇ....」




なんて言っていいのかもわからないし。




「キムテヒョンと付き合ってるって事を
それとなく言おうか....？」


「ソクジンくんが....？」


「うん。ユンギが ” 付き合ってんのか “ って
聞いて来てくれれば少しは話しやすいじゃん？」


「んー、そうだけど....」




いいのかな。




確かに、言いやすくはなるだろうけど。




「話の流れでそれとなく、だよ。
話逸らす為とは言え同期会の事出しちゃったし、
その話進めるついでに、さ？ 笑」




....ソクジンくんなら上手く言ってくれるかな。




「....それとなく？」


「うん、それとなく。笑」




取っ掛かり作ってもらうだけでも
助かるよね....。




「....お願いしてもいい？」


「うん、どーんと任せてよ。笑」




ソクジンくんて頼もしい。




今更だけど。




「それじゃあ...お言葉に甘えて。笑」


「Aの為なら一肌でも二肌でも脱ぐよ。笑」


「....ありがと。笑」


「どういたしまして。笑」





ちょっとだけだよ....？






ホントのホントにちょっとだけだからね....？







テヒョンごめん。









....またソクジンくんにきゅんとしちゃった。





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