これって運命でしょ？ 3

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結局、午前中は仕事にならなかった。




改めて、




私って恋愛の諸々に弱いんだな、って実感。




今頃初めて知るとかどうなのよ....。




「Aお疲れ。笑」


「っ、」




ソクジンくんか。




....軽くびっくり。




「お疲れ様。もう食べて来たの？」


「うん。Aと話した方が
いいような気がしてソッコー食べて来た。笑」


「、」




ソクジンくんだからキュン死はしないけど




ちょっとだけ、




ホントにちょっとだけ、きゅんとしちゃった。




....あ、これテヒョンには内緒。




「....ありがと、」


「うん。ってなにが？ 笑」




....いいヤツ。




「....なんでもない。笑」


「変なA。笑」




ソクジンくんには負けるけどね。




「....テヒョンは一緒だったの？」


「うん。置いて来たけど....俺じゃ不満なの？ 笑」


「なに言ってんの。そうじゃなくて、」


「大丈夫だよ。Aと話しがあるから、
って言って来たから。笑」


「....」




抜かりない。




ていうか察しがいい。




さすがソクジンくん。




めっちゃ楽。




「どうせユンギの事でしょ....？」


「...っ、」




ちょっとちょっと、いきなり核心突かないでよ。




むせるとこだったじゃん。




「....なんでわかるの？」




タンブラーのお茶を一口飲んでから
聞いてみる。




「見てればわかるよ、それくらい。笑」




....鋭すぎる。




ていうかよく見てるなぁ....。




「ソクジンくんには隠し事出来ないね？ 笑」


「俺に隠し事しようなんて100年早いよ。笑」


「そんなに生きてないし。笑」




でも、多くを話さなくていいから
すごく助かるんだよね....。




「もうちょっと待ってて....？」


「うん、よく噛んでね。笑」


「うん。笑」




....優しいし。




なのにどうしてこの人には
浮いたハナシがないんだろ....。




やっぱり、ちょっと女子入ってるからかな....。




私は好きだけどな、こういう人。




あ、変な意味じゃないからね？




「....ごちそうさまでした、」


「はい、お粗末さま。笑」


「私が作ったお弁当だし。笑」


「いいじゃん。細かい事言うなって。笑」





自分で解決するしかないんだけど






とりあえずソクジンくんに聞いてもらおう。







いくらなんでも
テヒョンには相談出来ないからね....。





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