これって運命でしょ？ 3

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....よかった。




幸いな事に、仕事に支障は全くなし。




なんでだろ。




昨日はいろいろ気になっちゃって
全然手に付かなかったのに。




....一緒に住むとか、会長に会うとか、




心配事も増えたって言うのにね....？




でも、何よりありがたいのは




身体が怠くないって事。




テヒョンが気を遣ってくれたから....かな。




それとなくテヒョンがいる方向へ
目を向けたら




なぜかソクジンくんと目が合った。




....しかも、ニヤっと笑っちゃって
イヤラシイ感じ。




当然、すぐに目を逸らしたけどね。




....ていうか、キス見られたの忘れてた。




だからか....。




そういえば、テヒョンを叱るのも忘れてた。




叱ったところで
効果がないのもわかってるけど。




「A。笑」


「....ソクジンくん、」




....なんで来るのよ、仕事しなさいよ。




「....ラブラブだね？ 笑」


「えっ」




こんなとこでなに言い出すんだこの人は。




「昨日、盛り上がったんでしょ....？ 笑」


「ちょ...っ、ソクジンくんっ？」


「キムテヒョンめっちゃ機嫌いいし
やる気みなぎっちゃってるよ....？ 笑」


「、」




私の隣の空いてる椅子に座って




コソコソニヤニヤ話すソクジンくん。




....えろオヤジか。




「いいじゃん、恋人なんだから。
やる事なんて決まってるし、
それが仕事にいい影響与えるなら
ウェルカムでしょ？ 笑」




なんて、茶目っ気たっぷりに言うけど




ソクジンくんでもそういう事言うんだ....。




「....ウェルカムだけど、
ここでそういう話はウェルカムじゃないよ....？」




小声で、だけどたしなめてみる。




だって、誰かに聞かれたら困るもの。




「ごめんね....？ 笑」


「....」




悪いと思ってないよね、絶対。




「....悪いと思ってるなら、この話は終わり」


「....はいはい。あとでキムテヒョンに
じっくり聞く事にするよ。笑」


「え」


「邪魔してごめんね？ お疲れ様。笑」


「え、ソクジンくん....っ？」




あとでテヒョンに聞く、って....。




ていうかなんだったんだ....。





せっかく調子よく仕事してたのに。






....ソクジンくんに聞かれたテヒョンは
どこまで答えるんだろう、








とか余計な事が気になって









仕事が手に付かなくなったら
どうしてくれるのよ....。





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