これって運命でしょ？ 3

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「Aさんスナップ効きすぎです....」




なんとでもおっしゃい。




もうパワハラを恐れる理由もないし、




何しろ、訳わかんない事を言う
アンタが悪い。




....だけど




私がテヒョンの頭をひっぱたいてから
かれこれ1時間近く。




未だに叩かれたとこをさすってるあたり、




ちょっとやりすぎたかな....って反省。




....あ、そうだ。




「ねえテヒョン、」


「....はい？」


「、」




心なしか涙目....？




「え....っと、ごめんね？」




キッチンからソファのある部屋まで移動して




テヒョンがさすってる頭を撫でてみる。




ていうか、結局私が謝ってるし。




ホント甘いんだから。




「ズボンシワになっちゃうといけないから
スウェットに着替える....？」


「いいんですか....？」


「いいよ？ 洗濯もしたし。笑」


「え....いつしたんですか？」


「ん、昨日テヒョンが帰ってから。
洗濯機に乾燥機能付いてるから
チャチャッとね。笑」


「....さすがAさん。
ありがとうございます。笑」


「っ、」




立ったままの私を引き寄せたかと思ったら




ぎゅうっと抱き締められた。




「....テヒョン、」


「....Aさん、大好きです。笑」


「、」




....くすぐったい。




おなかも、心も。




「....ね、お鍋火に掛けたままだから、」


「ん....もうちょっとだけ、」


「...」




....歳下ってなんでこんなに可愛いんだろ。




それとも....テヒョンだからかな。




「やっぱり....だめですか？」


「え」


「くっついたら欲しくなって来ちゃいました....」


「....っ、だめに決まってるでしょ離してっ！」


「え！嫌ですっ！」


「嫌ってなにがっ？」


「なんでもですっ！」


「意味わかんないから離してっ！」


「嫌ですっ！」




ぎゅうううって、5歳児か！




「お鍋焦げ付いたらごはんなくなるからっ！」


「....」




あれ....？ 効いた....？




「....Aさんを食べれれば
ごはんはいらないです。笑」


「っ、」




なに言ってんのこの人....！




ていうか上目遣いではにかまないで....！




「私はごはん食べたいのっ！」


「....照れてます？ 笑」


「、」




もうやだ....。




「....照れてるから離して」


「じゃあキスして下さい。笑」


「え...」









これ、ハナシ繋がってるの....？





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