これって運命でしょ？ 3

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「今Aに土曜日の事聞いてたんだけど
なかなか教えてくれなくてさ。
どうだったの？ 笑」




....ソクジンくん、わざとかな。




全然手を離そうとしないんだけど。




「....ねえ、ソクジンくん、」


「....おかげ様で。笑」


「え」




テヒョン....？




「....へぇ。キムテヒョンやるじゃん。笑」




あ、ソクジンくんわかってくれた。




ていうか早く離してってば。




「....そういう事なんで、
こういうのやめて下さいね？ 笑」


「お？」


「あ、」




テヒョンの手が




ソクジンくんの手を剥がしてくれて




ついでに両手を差し込んで




....二人の間に隙間まで作ってくれる徹底ぶり。




「ああ、ごめんごめん。
ついいつもの調子で。笑」




つい、じゃないよもう。




確かに、いつもの事だけど。




「あ、俺はただの同期だからね？
敵視とかしないでね？」


「....わかってますよ。笑」




....わかってるのかな。




相手がソクジンくんだったら
大丈夫だと思うけど。




「....おはよ。お揃いで何やってんの？ 笑」


「え」




....ユンギ。




何も今このタイミングで来なくても。




「ユンギおはよ。笑」


「ミンさん、おはようございます。笑」


「....おはよ、」




....気まずい。




「なにA、一段とよそよそしいじゃん。笑」


「....別に、」


「あ、ねえユンギ、そろそろ同期会しようと
思ってるんだけどさ、」


「....おう、」




....ソクジンくん、ナイス。




こういう時、鋭い人ってありがたい。




「....Aさん、」


「え....？ あ、おはよう....？」


「....さっき言いました」


「あ....っと、そうだっけ。笑」




....これって、やっぱり妬いてるのかな。




「....なんで朝から肩抱かれてるんですか」


「....や、ソクジンくんてああいう人だから、」


「今度は引っぱたいて逃げて下さい」


「え」


「じゃないと僕が引っぱたきます」


「いやあのわかった！
わかったからそれはやめて....？」


「そしたらAさんもやめて下さい。
朝から心臓に悪いです....」






テヒョンこそ朝からやめて....？







きゅんとしすぎて









....私の方が心臓に悪いから。





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