これって運命でしょ？

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だけど引っ掛かるのは




”運命の人“っていうワード。




やっぱりなんか胡散臭く感じちゃって




ぐるぐる考えちゃったらよく眠れなかった。




「おはよ、A。今日は早いじゃん？ 笑」


「ああ、ソクジンくん。おはよ、」


「....何朝から疲れてんの？」


「まあねぇ....」


「....え、もしかしてキムテヒョンと、」


「え」


「一晩中燃えちゃったとか....」


「....は？」




一晩中燃えた、って....




「ソクジンくん何言っちゃってんのっ！？」


「あれ、違った？ 笑」


「違うわっ！」


「いてっ！」




ソクジンくんの肩を思いっきり....って、




私って凶暴だったのね....。




あ、でも肩だしソクジンくんだからまあいっか。




って何が....？




「A酷いよ....」


「どっちがよっ」




ソクジンくんは




私が思いっきり叩いた肩をさすってる。




やっぱり悪い事、




「朝から何大声出して騒いでんだよ」


「あ、ユンギ。おはよう。笑」


「ん、おはよ」


「....おはよ、」




....なんでまたユンギが来るのよ。




ホント最近、来すぎだから。




「聞いてよユンギ、
Aが新人に迫られててさ、」


「....おう、なんか進展あったの？」


「別に進展なんて、」


「それがさ、朝から疲れてるから
昨日はさぞかし燃えたのかと思ったのに、」


「だからソクジンくんっ！？」


「違うんだ？ 笑」


「違いますっ！」




なんでこんな事になってるんだ！




ソクジンくん、あとで覚えてろよ....！？




「まあ、頑張れよ....？ 笑」


「っ、」




ユンギは私の肩を軽く叩くと




可笑しそうに笑いながら行っちゃったけど....。




「....ユンギ、気になるのかな」


「え...」


「最近、よく来てるでしょ....？」


「....まあ、」





ソクジンくんもよく見てるな....。







ていうか、”気になるのかな“、って何....？





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