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「送って行きます。家どこですか？」
いやいやいやいや結構です。
「一人で帰れるから、」
「ダメです。駅の方向間違えたじゃないですか」
「それはたまたま、」
「たまたまで間違えません」
....確かに。
職場に近いから
この辺は何度も来てる。
ってなんでアンタが
そんな事知ってるのよ。
「とにかく、一人で大丈夫だから、」
「俺が心配なんでダメです。送ります」
「や....ちょっと、」
私の腕を掴んだまま
キムテヒョンはずんずん歩く。
「ていうかキムテヒョン、
主役が抜けちゃダメでしょ....！」
まだまだお開きになる雰囲気は
これっぽっちもなかったのに。
「俺一人抜けたくらいどうって事ないですよ」
「ちょっと、歓迎会開いてもらってる身分で
何言ってんの？」
「あ、それもそうですね。笑」
「っ」
そこで笑うな。
きゅんとしちゃったじゃないか。
「でも上司には断って来たんで大丈夫です。笑」
「断って来たって言ったって、」
「Aさん真面目なんですね？
みんな主役より酔っ払ってるから
誰も気に留めませんって。笑」
「そうかも知れないけど、」
「俺がAさんと一緒にいたいんです。
黙って送られて下さい。笑」
......何言ってんの、ホント。
調子狂う。
「そういえば肝心な事聞き忘れてました」
「....何？」
「Aさんて彼氏いますか？」
「.....いません」
「やった。これで安心して迫れる。笑」
.....は？
「ちょっとキムテヒョン、冗談もほどほどに、」
「冗談じゃないですよ？
それからフルネームで呼ぶのやめて下さい」
「だってキム姓多いんだから、」
「だから、テヒョンって呼んで下さい。笑」
「....呼べる訳ないでしょ」
「なんでですか？」
「だって今日初めて顔合わせたのに....」
「そんな事気にしなくていいのに。笑」
気にするでしょ、普通は。
職場の人なんだから。
「俺は呼んでますよ？“Aさん”って。笑」
....アンタはちょっとくらい気にしなさいよ。
「名前で呼ぶ女性はAさんだけですけどね？」
「へ」
「Aさんだから名前で呼ぶんですよ？笑」
....軽い。
私やっぱりこの人だめだ。
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みんみん(プロフ) - ゆかこさん» 元カレ設定突然思い付いちゃったんですけど、なぜかテテといえばユンギ、みたいな法則が私の中で出来上がってるようで...笑 彼には引っ掻き回してもらう予定です。ふふふ...送り狼、どうですかねぇ♪可愛いヌナにテヒョンは耐えられるのか！？←2章をお待ち下さい！笑 (2017年7月3日 11時) (
レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかこ(プロフ) - 元カレがユンギでまだ未練あるってかまだ好きとかで、後輩のテヒョンがぐいぐい来てて、送り狼になりそうなならなそうな、なったらいいのにな♪な展開。美味しすぎるし、酔っ払って可愛いとかもうダメです、美味しく召し上がれとしか！！←何を言ってるんでしょうw (2017年7月2日 23時) (レス) id: 9dbe8269b1 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - ゆずちゃんさん» ゆずちゃんさんありがとうございます！テヒョンが送りオオカミになるのかどうか...お楽しみに♪ (2017年7月2日 21時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 続きめちゃくちゃ気になります！更新がんばです！ (2017年7月2日 21時) (レス) id: e7a7d4e2ef (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - ゆずちゃんさん» ゆずちゃんさんありがとうございます！励みになります♪ (2017年7月1日 17時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2017年6月22日 22時
