JUNGKOOK's Short Story

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「....A、」


「....」


「こっち向いて....？」


「....」




.....なんとか二回目を成し遂げたけど




Aは恥ずかしいのか




背中を向けて布団に潜ったまま
出て来てくれない。




や、恥ずかしいんだよな。




これが恥ずかしくない訳がない。




....顔、見たいんだけど。




きっとまだ真っ赤なんだろうな....。




「......ジョングクくん、」


「ん....？」


「私の事、嫌いにならないでね....？」




なに言ってんの....？




「嫌いになんてなる訳、」


「私、恥ずかしがってばっかりだから。
めんどくさいって思ったりとか、」


「思う訳ないだろ。
Aが積極的すぎたら逆に引くって」


「ホント....？」


「ホント。だからこっち向いて？」




そう言ったら、
布団の山がもぞもぞと動き出した。




「嫌いにならない....？」




目から上だけを布団から覗かせて




上目遣いで俺を見るA。




....可愛い。




「....ならないよ。笑」


「、」




ならないって言ったのにまた隠れた......。




「ジョングクくんずるい....っ」


「え」


「そんな顔で笑わないでよ....」




ちょっと待ってどんな顔だよ....。




「ジョングクくんカッコよすぎ....」




なにそれ。




自分は可愛すぎるくせに。




「いい加減顔見せろって....」




可愛すぎてムカついたから
布団を捲くろうとしたら




「え、や！ダメ無理っ！」




結構な力で阻止された。




「A....！」


「ヤダもうジョングクくんのばかぁっ」




“ばか”って......やっぱり可愛い。笑




「恥ずかしがってるAも可愛いから、
顔見せて....？」




辛抱強く待ってたら




今度は口元ギリギリまで出て来た。




「.....ばかって言ってごめんなさい。
......ジョングクくん大好き」


「っ」




Aってばなんなの....？




「....もう、許さない。お仕置きだから、」


「え...」




布団を抑えて




ギリギリ出てる、
ふっくらした唇にキスをする。




....ヤバい。




Aの唇は柔らかくて気持ちいいから





......またその気になって来た。






“もう一回”って言ったら







A、沸騰しすぎて爆発しちゃうかな。笑





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