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「なんでそっち向いてんの....?」




いつも以上に乱れた自覚がある私は




今更だけど恥ずかしくて




ジョングクに背中を向けてるんだけど。




「......なんだっていいでしょ」


「そんなに善かった....?笑」


「っ」




後ろから抱き締めてた腕に力を込めて




私を引き寄せると同時に
項に口付けるから




それだけで全身に痺れが走って




身体の奥が....また疼き出す。




「朝からヤッたの、効果あったかな。笑」


「....何言ってんの」


「一日中考えちゃってたんじゃないの....?笑」


「そんな訳、」


「ないって言える....?笑」


「、」




言える、って言いたいけど




....自信なくなって来た。




だって、




朝からなんてとんでもない、って
思ってたのは確かだけど




気が付いたらその事を考えちゃってたのは
事実だから。




....思い出してどうにかなってた訳じゃないけど。




「仕事しながら、俺に抱かれたいとか
思ってた....?笑」


「だから違うって、」


「やっとこっち向いた。笑」


「...っ」




勢いで振り向いた私がバカだった。




嬉しそうに笑うジョングクの唇に




あっという間に捕まった。




「....今度はゆっくりするから、
もっかいシよ....?」


「ん....」




色気を含んだ瞳に見つめられたら




イヤなんて言えないでしょ....。




完全に身体の向きを変えた私に




ジョングクは上体を起こして肘を付くと




髪を梳くように撫でながら




ゆっくり覆い被さって来る。




それから




ジョングクの柔らかい唇が吸い付いて来て




まるで味わうかのように




舌が口内を動き回る。




だけど、さっきみたいな激しさはなくて




優しくゆっくりと




私をその気にさせていく。




身体を重ねて




こんなにも気持ちいいと思ったのは、
ジョングクが初めて。




出会ってまだ数ヶ月なのに




何年も前から私を知ってるみたいな




それくらい、




ジョングクは私をその気にさせるのが上手い。




「ジョン、グク....?」


「ん...?」


「愛してる....」


「....俺も、愛してる」







今夜も長い夜になりそうだ......。





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みんみん(プロフ) - わかなさん» いえいえ、どういたしまして(*^^*)お互い頑張りましょう♪ (2017年8月25日 15時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - ありがとうございます!助かります! (2017年8月25日 12時) (レス) id: 67868fe8e1 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - わかなさん» 保存してあるのなら、マイページの「作った作品」の中にあると思うので、作品名から「編集する」という項目で続きが書けます。詳しくは「ヘルプ」の「お問い合わせ」の内容を見てみて下さい。 (2017年8月24日 22時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - あのすみませんが、作品を作りました。保存しました。その続きを書くにはどうしたらいいのですか?良ければ教えてください (2017年8月24日 22時) (レス) id: 67868fe8e1 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - ジョンファさん» ジョンファさん!気が付かなくてごめんなさい!(>ω<)いえいえ、あちこち読んで下さってありがとうございます!笑 僕ヌナ、ここが始まりになっちゃったからねぇ...長いからさわりの部分読むだけでも♪ぎみらは終始あんな感じなんで(*´艸`*)♪こちらこそありがとう! (2017年8月19日 18時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんみん | 作成日時:2017年3月2日 22時

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