JUNGKOOK's Short Story

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「......A、大丈夫？おなか痛くない？」




なんとか抑えてくれたジョングクくん。




忘れてた上に抑えさせるとか
申し訳なさでいっぱいだ。




「ん......大丈夫、」




そう言うと、可愛いキスをひとつくれた。




けど。




「でも....腰痛い、」




直後にこう言うのもどうかと思ったけど




いつもと違う身体だから、わかって欲しくて。




「え！ホント！？」




慌てて腰をさすってくれる辺り、
昔とちっとも変わってない。




「ごめんね？立ちっぱなしと同じで、
腰に負担が来ちゃったんだと思うの。
だから今度はベッドで....ね？」


「え....今度もあるの？」


「体調がよければね？笑」


「....ありがとう、ヌナ。笑」


「我慢は身体によくないでしょ？笑」


「そうだけど、ヌナの身体の方が大事だよ？」




ホントにジョングクくんてよく出来てる。




「ありがと。私だって無理はしないし、
それにジョングクくん我慢しすぎると
私の目の前で一人でしちゃうから。笑」


「ヌナっ！？いつの話してんのっ！？」


「ごめんね？あれ強烈だったから
忘れられないの。笑」


「もう！俺の汚点なんだから忘れてよー！」




一生忘れないと思います。笑




「おなかに赤ちゃんいなかったら
お仕置きものだよ！？」


「え」


「よし。赤ちゃん生まれたら覚悟してね？
ただじゃおかないんだから！」


「や、ちょっと待っ、」


「まあ、ヌナは忘れてると思うから？
勝手に襲っちゃうけどね。笑」


「ジョングクくんっ？」




怖い！この子やっぱり怖い！




「今から楽しみー。笑」


「産後は労ってくれないと！」


「大丈夫。Aが落ち着いたら襲うから。笑」


「赤ちゃんの事で手一杯だから！」


「大丈夫。俺も手伝うから。笑」


「ジョングクくん！」


「諦めなよ？笑」





無駄な抵抗だってわかってる。






だって、ジョングクくんが言う通り







きっと忘れちゃってると思うから。





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