ちょっと待って聞いてないっ！ 4

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「......じゃあ次はテテ」


「え」


「え、じゃないよ。元はと言えばお前のせいだ」


「そんなぁ....」




......ジミナが怖い。




ジミナが怖くなるのは
決まって俺が悪いんだけど




今日のジミナは最高に怖い......。




「そもそもなんで手伝おうとか思ったの？」


「A、お母さんいなくて
1人で大変かなって思って、
お手伝い出来ることがあるなら
助けてあげたいな、って思って、」


「で、買い出し手伝ったの？」


「.....そう」




てゆーか、なんでジミナもグガも知ってんの？




どっかで見てたの......？




「それだけ？」


「え」


「手伝ったのそれだけ？」


「......うん。駅前のスーパーで買い物して、
Aの家まで荷物持ってあげて、」


「上がってないよね？」


「え」


「Aちゃんちに上がってないよね？」


「え.....っと、上がってないよ？」




これは、言ったら怒られる......。




「......上がっただろ」


「......上がってますね」


「え....や、上がってないって、」


「上がってなにしたの？」


「えっと....オムライス作ってくれて、
美味しく食べた」


「え！ずるい！」


「ふぅーん......」


「あ」




言っちゃった......。




「だから、美味しいのは卵焼きだけじゃない、
とか言ってたのか.....」


「え、いやあの、」


「それだけ？」


「えっ」




......ヤバい。




これ以上は言ったらコロされる。




「Aちゃんの事襲ったりとか、」


「いやいやそんな事するわけないじゃん！
Aが可愛くて我慢出来なかったとか
絶対ないから！」


「......へぇ、」


「テテヒョンずるすぎる......」


「え、なんで？」




バレちゃったの......？




「....グクも危ないと思ってたけど
お前が一番危ないじゃん！」


「えっ」


「そうですよ！やっぱりテテヒョン危険！」


「ちょっと待ってなんでっ！？」


「なんでじゃないよ！どこまでやったの！？」


「まさか最後までとか.....！」


「ちゅーしかしてないって！」


「「え」」


「....ちゅーしかしてないってゆうか、
俺、大変な事になっちゃって
それ以上出来なかったってゆうか、」




......ってあれ？




静かになった。






「......やっぱりテテだ」


「......ヘタレですね」








ちょっと待ってなんでそうなるのーー！？





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