ちょっと待って聞いてないっ！ 4

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......疲れた。




買い物に付き合ってもらったり、
助かったのは事実なんだけど




......男の子の実態を初めて目の当たりにして




どうしたらいいのかわかんなかった。




いくら疎い私でも




”そういう事“くらい知ってるし




知ってるだけに......びっくりした。




テヒョンがあんなんなっちゃった事も




あれでも遠回しだったのかも知れないけど




ハッキリ口に出して言った事も。




おかげで、テヒョンもやっぱり
男の子なんだ、って意識しちゃったし




家に二人きりでいるって
危険なんだって思って......。




....もう絶対、家には上げない。




一人ではもちろん、みんな一緒でも。




昨日だって、みんないたのに
じょんぐくんに......。




......私ってホントバカだ。




いくら仲が良くたって




......男の子なんだから。




そんな大事な事に今頃気が付くなんて




正真正銘の大バカ者でしょ。




明日からは、今まで以上に気を付けないと。




って、今まで気を付けてるうちに
入らないくらい意味なかったけど......。




みんなの事変な目で見たくはないけど




テヒョン、好きだからああなっちゃう、
みたいな事言ってたし




いつなにされるかわかんないって事でしょ？




自惚れてるみたいでいやだけど




実際.......キス、されてるわけだし。




みんながみんな、さっきのテヒョンみたいに
なるとは限らないだろうけど




男の子ってよくわかんないし。




......って結局わかんないんだよね。




なんで私ってこんななんだろ.....。




ていうか私、明日テヒョンと
まともに顔合わせられるのかな......。




男の子の実態を垣間見ちゃってるだけに




変に意識しちゃいそう......。




「......そういえばトイレ、」




......うわわわわわ。




ホントにどうしてくれんのよ。




トイレに行くたび思い出しちゃうでしょ......！




って、私も変態か。




「ああ......もういや、」




ソファに座り直したけど




「......ここもじゃん」





ソファでの出来事を思い出して







自分の部屋へ駆け込んだ。




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