190 ページ40
.
「ヌナこそ、大丈夫だったんですか?」
あれから順番を決め直して、
って順番はそのままなんだけど
今日の帰りはテヒョンとだったのを
今日をなしにして明日の朝からテヒョン、
て事で合意した。
「あー....私はね、」
で、教室に戻る前に、
例のごとくじょんぐくんに呼び止められた私。
「朝は結構な騒ぎだったんだけど、
ジミンくんとテヒョンが助けてくれたから
大丈夫。笑」
保健室から戻って以降、
誰からもなんにも言われなくて
不思議に思ってたら
ホームルームが終わってすぐ、
ジミンくんがみんなに
“僕とテテが勝手に好きなだけなんだから
彼女をからかったりするのは絶対にやめて”
って言ってくれてたそうで。
ジミンくんの雰囲気に
誰もなんにも言えなくなってた、
ってこれスンア情報。
「....やっぱり、そういう時ヌナを助けられるのは
ヒョンたちなんですよね......」
......じょんぐくん。
「......同じクラスだからね。笑」
「わかってるんですけど......悔しいです」
もう、きゅんとする......。
「じょんぐくん、ごめんね....?」
「......なんでですか?」
「....んー、朝の事とか、いろいろ?」
「だったら、俺の方こそごめんなさいです」
「ううん、じょんぐくんは悪くないよ?
最初から、私がしっかりしてれば
よかったんだから、」
「....ヌナって、やっぱり優しいですね。笑」
「え、そんな事、」
「優しいです。
そういうとこ、ホントに好き。笑」
「っ」
だから不意打ち......!
「俺の番が回って来るまで、
誰のものにもならないでくださいね?笑」
「え...」
「おまじないです。笑」
......ちょっと?
「これからも、放課後会いに行きますね?笑」
めちゃくちゃ可愛い笑顔を残して
走ってっちゃったけど
......どういう事?
あの3人ってどうなってんの......?
タイミングが同じだったり
やる事が同じだったり。
胸の高さに上がったままの右手を見つめる。
......手の甲に、キス、とか。
なんなのもう......。
あんまりドキドキさせないでよ......。
や、ドキドキしていいんだけど
じょんぐくんはギャップが激しすぎなんだよ......。
「......まだ感触が残ってるぅ」
もうやだ恥ずかしい......。
右手を引っ込めて、抱えるようにして
教室まで走った。
.
1389人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チーズケーキ - ですよね!めっちゃ頑張ります!\(^o^)/BOOMBOOMより、イェップダの掛け声の方が難しいんです(^^;;セブチのライブの時、ヤバいかもしれません(´・_・`) (2017年1月31日 5時) (レス) id: 69270e69f2 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - ゆかこさん» あwwありがとうございます←?(*^^*)もっと吹き出して頂くべく頑張ります(笑) (2017年1月30日 14時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - リアさん» リアさん!ありがとうございます♪ジミンくんしばらく影薄いですけど頑張ります!(笑) (2017年1月30日 14時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - チーズケーキさん» Kぽはそういう掛け声多いですもんね(笑)頑張ってください♪ (2017年1月30日 14時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかこ(プロフ) - コイツ、意外と甘い、のところでなぜか吹き出してしまいましたw (2017年1月30日 12時) (レス) id: 9dbe8269b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みんみん | 作成日時:2017年1月13日 22時