110 ページ10
.
「僕たちの事気になるんだろうね?笑」
.....だろうけど。
「見せつけちゃお。笑」
「え」
ジミンくんは、繋いだ手を上げると
テヒョンに向かってぶんぶん振った。
「ジミンくん、っ」
「ん?笑」
.....びっくり。
ジミンくんもこういう事するんだ......。
と思ってたら
ジミナーーーーーーっ!!!
って、窓から飛び降りそうな勢いで
テヒョンが叫んでる。
「ざまあみろ。笑」
「え...っ」
もっとびっくり......。
......ちょっと待って?
ジミンくんていろいろ隠してる.....?
「いつもテテに持ってかれちゃうから、
たまにはいいでしょ?笑」
そう言うジミンくんは、ホントに楽しそう。
楽しそう、なんだけど......。
「驚いた?笑」
「へ」
「僕がこんなんで。笑」
叫ぶテヒョンを無視して歩き出したけど
......はい、驚いてます。
「テテがあんなだからさ、
学校だとどうしてもお守役みたいに
なっちゃって。笑」
まあ、それは確かに......。
「でも、学校での僕もホントの僕だよ?笑」
「.....うん」
それは、わかる......。
ていうかだから、いつもはどれだけ
自分を抑えてるのかと思ったら
ジミンくんて大人だな、って
改めて思ったりして。
「嫌いになった......?」
「え....?」
「......僕の事、」
「ならないよ?」
なんか、即答しちゃった。
「Aちゃん、」
「ああいうジミンくんも好きだよ....?」
「え」
「え?」
「......や、好き、って、」
「あ」
なに言っちゃったの私......!
「えっと、あの、
そういう意味じゃないっていうか、」
どうしよう......!
「......そういう意味じゃないの?笑」
「わかんない......」
なんで違う、って言わないんだろ。
なんで、わかんない、なんて......。
「わかんないの....?笑」
「.....うん」
「そっか。笑」
恥ずかしくてジミンくんの事見れないけど
ジミンくんが嬉しそうに笑ってるのがわかる。
「嫌われてないならいいや。笑」
なんてポジティブな......。
「......好きだよ?笑」
「っ」
なんで今......。
ていうかどうしよう......。
心に刺さっちゃった......。
.
1329人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みんみん(プロフ) - りえさん» ですよね!(笑)マンネラインに取り合いされてみたいですよねぇ♪願望詰め込んでお送りしてます(笑)ありがとうございます!頑張ります♪ (2017年1月12日 23時) (レス) id: 305de39f9c (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - 迷うのわかります!(笑)マンネラインに取り合いとかされてみたい願望がフツフツと(笑)みんみんさんこれからも頑張って下さい♪楽しみにしてます^^ (2017年1月12日 23時) (レス) id: e8c74cce8b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - りえさん» りえさん、ありがとうございます!続きは明日のお楽しみです♪主ちゃんがぐるぐるしてるばっかりに進みが遅くてすみません!だけど迷っちゃうんですよねぇ...私も←笑 マンネラインヤバいですよね、困ります(^_^;)4章も是非!よろしくお願いします♪ (2017年1月12日 22時) (レス) id: 305de39f9c (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - もぉ続きが気になって気になって仕方ありません!テテペンのあたしはテテ応援したいとこですが…マンネラインやばいですね(照 (2017年1月12日 22時) (レス) id: e8c74cce8b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - アングクさん» マンネラインが相手じゃ悩みますよね(笑)私も悩みまくりです← アングクさん、ありがとうございます!更新頑張ります♪ (2017年1月12日 14時) (レス) id: 305de39f9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みんみん | 作成日時:2016年12月28日 22時