ちょっと待って聞いてないっ！ 3

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「......はい！この話はもう終わり！」




いつまでもこんな空気はごめんです。




3人ともポカンとしちゃってるけど。




「A、許してくれるの......？」


「許すも何も、もうおしまい！」


「ヌナってやっぱり優しい.....」


「だからA大好き....！」


「っ！」


「だめですっ！」




......ごめんなさい。




これもだめですじょんぐくん......。




「テテヒョンさっきわかった、って
言ったばっかりでしょ？」


「言ったけどなんでグガが....！」


「テテヒョンから守ってるだけですっ！」


「......あの、」




......確かに、守ってくれてるのかも知れないけど




ぎゅ......ってだめだよ、じょんぐくん。




「......グク、Aちゃん困ってるよ？」


「あ......ごめんなさい、」




じょんぐくんは、パッと離してくれた。




「......ううん、ありがとね？」


「......いいえ。笑」




はにかんだ笑顔もまた可愛い......。




「とにかくテテは謹慎ね？」


「え！どーゆう事！？」


「そういう事。
Aちゃんに近付くの禁止」


「なにそれー！」


「テテがAちゃんを困らせるから
いけないんだろ？」


「う......」


「ジミニヒョンナイス....！」


「グガぁ......」




......やっぱりここに5歳児一人。




ていうか待って、今心臓が危ない。




だってじょんぐくん、




体格はテヒョンと変わらないけど




造りが違うって言うか




やっぱりがっしりしてて、




この間は一瞬だったけど今日は長くて、




「Aちゃん、大丈夫....？」


「え.....あ、うん、大丈夫。笑」


「よかった。笑」




なのに.....こっちにもドキドキする。




ホントに私、どうなっちゃってんの......？




「......お菓子持って来る。待ってて？笑」




またしてもキッチンへ逃げ込んだ。




だって、ホントにわかんない。




ジミンくんにドキドキしたり、




じょんぐくんにドキドキしたり......。




「A......ごめんね？」


「テヒョン......」




いつの間に...。




「俺、やっぱり3人でいるとだめみたい.....」


「え....」


「どうしても、Aを取られたくなくて、」




......そうだった。





この人、一人の時は結構まともなんだった......。






「ホントにごめんね？嫌いにならないで....？」







テヒョンにもきゅんとしちゃう自分が









ホントのホントにわかんない......。





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