ちょっと待って聞いてないっ！ 3

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意外にもテヒョンからの連絡はまだない.....。




既読も付かないし、まだ寝てるのかな。




寝ぼすけめ。




いやいやいや、
連絡待ってるわけじゃないからね？




「さて、と......お掃除も終わったし、
今日はなにしよっかなぁ......」




って呟いた瞬間、




prrrrr....prrrrr....




......電話が鳴った。




テヒョンかな......なに言われるのかな......。




恐る恐るカバーを開くと




「やっぱりテヒョン......」




出るしかないか......。




鳴り止まない着信音に




画面をスライドさせた。




「もしもし、」


『Aっ！おはよーっ！笑』




朝から元気すぎ......ていうか声でかいから！




「おはよう声おっきい」


『あ、ごめんね？
朝からAの声聞けて嬉しかったから！笑』




......また、そういう事言う。




きゅんとしちゃうからやめてってば。




「それで？相談は終わったの？」


『うん、終わったよ？笑』




自分で話題振っておきながら




しまった、と思った。




さっさと聞いてさっさと切ろうと
思ったけど




無理難題だったらどうしよう......。




『あのね、今日か明日、
Aんち行ってもいい？笑』


「え」


『あ、Aがいい方でいいよ？笑』




いやいやちょっと待ってよ......！




「テヒョンは来なくていいって
言ったでしょ......！？」


『A冷たいーー！
てゆーかジミナもグガも一緒だよ？笑』


「は」




もっとだめでしょーーーっ！！




「なんでそういうハナシになってんの！？」


『相談したから？笑』


「だからなんで相談の結果がそんな事に！」


『A一人で寂しいかと思って。笑』


「だからそれはもう慣れたって言っ、」


『A毎日一人じゃん？
大勢でいた方が楽しいよ？笑』


「......」




....なにコイツ。




いい人か。




「....そりゃあ、大勢の方が楽しいけど、」


『でしょ？だから今日か明日、
どっちがいい？笑』




半強制的......。




「だからってべつにウチに来なくても、」


『みんなで会うんだったら、
外よりAんちの方が目が届くって
ジミナが。笑』




......なるほど。




......じゃなくて！




『外で騒いだらAが困る、とかも
言ってたかな......。あと、なんだっけ？』





私は知りませんよ......！







『......あ！Aがよければって言ってた！笑』









遅......っ！





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