拾われたボク 3

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「.....なんでだめ？なにが嫌......？」


「...っ、だめじゃないし、嫌じゃないんだけど、」




相変わらず、上手く言えない......。




「だったらいいでしょ......？」


「っ、」




......そんな色っぽい顔で迫って来ないでよ。




じゃないと僕......。





「......って、やっぱりだめ......っ」




Aさんの肩を掴んで




僕の腕の長さ分距離を取った。




.....もっと腕長かったらよかったのに。




「えっと、ごめんなさいっ。
なんていうかその明るいから恥ずかしいって
いうか、あ、別にAさんが嫌とかでもなくて
むしろお願いしたいくらいなんだけどって
なに言ってんだろ僕、」


「ぷ......っ」


「へ」


「......可愛い。笑」


「あ....」




もしかして僕、やっちゃった.....？




「明るいと、恥ずかしい....？笑」


「え、や、まあ、えっとその、」




......そりゃ、恥ずかしいでしょ。




Aさんのすべてが見えちゃうんだし




Aさんにだって




......僕のすべてが見えちゃうんだから。




それに、明るいうちから、っていうのに
抵抗があるし......。




「......ホントはやめてあげたいんだけど、」


「え....？」


「私は、今すぐどうしてもジミンくんが欲しい」




......や、はっきり言い過ぎでしょ。




ていうか、彼女にここまで言わせちゃうのって、
彼氏としてどうなんだ.....？




「......ふふっ、顔真っ赤。笑」




Aさんの手が頬に伸びる。




......なんとも言えない撫で方に




全身にぞわっと鳥肌が立った。




「恥ずかしくないから.....ね？」




固まって動けない僕のTシャツを
あっという間に脱がすと




Aさんは自分のTシャツも一気に脱いだ。




「Aさん.....っ」




ちょっと待ってまじ......？




ってどうしよう。




目のやり場に困るんだけど。




......そう思ったのも束の間、




Aさんに肌を撫でられた上に





「ジミンくんの身体、綺麗で好き......」






そんな事を囁きながら首筋に唇這わされたら







いくらなんだって我慢出来ないでしょ.....。





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