僕のヌナ。~2nd Season~ 3

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ここまでいろいろあったけど




いい日にちを選んで




無事に入籍だけ済ませた。




......これでやっと、ヌナは俺の奥さん。




ふふふ......“奥さん”、だって。笑




考えるだけで顔がニヤける。




俺、相当締まりのない顔してる自信ある。




だってさ、”奥さん“だよ？




俺の”妻“だよ？




もう“彼女”じゃないんだよ？




なんかもうめちゃくちゃ嬉しい。笑




「ジョングクくん、嬉しいのわかるけど
ニヤけすぎ。笑」




そういうヌナだってニコニコじゃん。




「だってさ、俺達夫婦だよ？
ニヤけるでしょ。笑」


「ジョングクくんてば。笑」




薔薇色の世界とはよく言った。




薔薇色の人生でもいいや。




とにかく、薔薇色。笑




「あ、ねえヌナ」


「ん？」


「その、”ジョングクくん“って言うの、
やめてみない？」


「え、なんで？」


「んー、ヌナの旦那さんだから。笑」




ヤバい、これもニヤける。




......“旦那さん”。




「え、今更変えられないよ。
ジョングクくんはジョングクくんだもん」


「え〜......俺も”A“って呼ぶから！」


「......それは、いいよ......呼ばなくて」




......ヌナってば照れてる。




いくつになっても可愛いんだから。笑




「ね、A！お願い！」


「......だってだいたい、なんて呼べば、」


「ジョングクでもグクでもなんでもいいよ？」




可愛いヌナに、期待を込めて言ってみる。




「......あ」


「ん？」


「そしたら、ぐぅちゃんでもいい......？」


「はあ....！？」


「あ、ぐったんの方がよかった？笑」


「ヌナなに言ってんの！？
子どもじゃないんだから......！」


「え、だって新婚さんっぽくない？笑」


「そんなのやだ！」




......俺、充分子どもじゃん。





ていうか、俺の方が優位に立ったと思ったのに。






やっぱり、いつまで経っても
ヌナには敵わないや。





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