僕のヌナ。~2nd Season~ 3

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「ただいまー！」




あのあと、部長にも呼ばれて
ジョングクくんとの事を根掘り葉掘り聞かれた私は




定時で上がる事が出来なかった。




「ごめんね？遅くなっちゃって......」




そう言いながらリビングに入れば




なんかいい匂い......。




「おかえり、ヌナ。大丈夫だった？笑」




ニッコリ笑顔のジョングクくんが




キッチンから顔を出す。




「え、ジョングクくんご飯作ってくれてるの？」


「うん、たまにはね？笑」




......うわ、またしても涙出そう。




「ごめんね？ジョングクくん疲れてるのに......」


「なに言ってんの。
それはお互い様でしょ？笑」




......そうだけど。




ご飯だけは、疲れてるジョングクくんの為に
必ず私が作ろうって決めてたから。




「......ヌナ、なんで泣きそうなの？」


「嬉しくて......」


「俺だって、これくらい出来るよ？笑」




ジョングクくんまで、私の頭をぽんぽんする。




「......っ」


「ヌナ？」




今日の私は涙腺が弱い。




「......これからはさ、俺ももっと協力するから、
二人で頑張って行こう？」


「......ん、」


「もっと、俺の事頼ってね？」


「ん、」


「もう、ヌナぁ......。笑」




料理をする手を止めて




私をそっと抱き締めてくれる。




「......早く、籍入れよ？」


「......ん？」


「.....責任が、欲しいから」




......責任？




「ヌナを、守る責任。
......今まで以上に、支えたいから」


「っ......ジョングクくん、」




そんなの、私だって同じ。




ジョングクくんが仕事に打ち込めるよう




ずっと、支えて行きたい。




「......ヌナって、ホント泣き虫。笑」




頭を撫でてくれる手は優しい。




「......ジョングクくん、」


「ん？」


「.....今日、抱いてくれる？」


「......え、ヌナっ？」




......ふふっ、驚いてる。




「そうして欲しいの、ね？笑」




ジョングクくんを見上げると




心なしか赤くなってる。




私から言われるのに弱いんだから。笑




「......もう、ヌナ。
どうなっても知らないからね？」


「え......？」





すでに形勢逆転。






やっぱりジョングクくんには勝てないや。笑





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