僕のヌナ。~2nd Season~ 3

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「ヌーナ、機嫌直して......？」




そんなに可愛く言っても無理。




「だってヌナ可愛いんだもん......」




......また言ってる。もう。




「でもさ、昨日も頑張ったから
赤ちゃん出来たかもよ？笑」




くぅ〜......笑顔が可愛い。




「......そんな簡単に出来ないよ」


「またそういう事言う〜......」




わかってるけど、それを理由にされたら




子どもが出来る前に私の身体がもたないよ。




「ジョングクくん、早く欲しいんだよね？」


「うん。笑」


「......私も欲しいと思う」


「うん。笑」


「でもね？」


「......うん？」


「毎日毎日何回も無理......」


「......」




言いたくなかったけど、この際仕方ない。




「......ごめんなさい」


「......別に、謝らなくても、」


「でもだって、俺のせいでしょ......？」


「ジョングクくんのせいって言うか、」




だから、そんなにしゅんとしないでよ......。




「......なるべく気を付ける」


「ジョングクくん......」




責めたい訳でも、我慢して欲しい訳でもない。




ただもう少し、わかって欲しいだけなのに......。




「ごめんね......？」


「......ヌナ？」


「私も、気を付けるから......」




何を気を付けるのかわからなかったけど




ジョングクくんの顔を見てたら
自然と出た言葉。




「だから......ゆっくり、頑張ろう？」




......伝わるかな？




「......うん、ヌナの事も大事にしないとね？」




......よかった。笑




「機嫌......直った？」


「うん、直った。ごはん食べよう？笑」


「うん、よかった。笑」




赤ちゃんの顔を見れるのは




一年後かも知れないし、二年後かも知れない。




だけど、笑顔で迎えてあげたいから。




ジョングクくんと理解し合って、




協力し合って、




ずっといい関係でいたい。




「ジョングクくん」


「ん？」


「世界で一番好き。笑」


「俺は、宇宙で一番ヌナが好き。笑」


「赤ちゃん生まれたら二番目だけどね？笑」


「え！それやだ！二人とも一番にしてよ！」




“赤ちゃん”って言葉は




それだけで幸せになれる。




「赤ちゃんの名前も考えようか？笑」


「......え、いいの？」


「うん、後で考えよう？笑」


「ヌナありがとう！笑」






ジョングクくんが嬉しそうだから








今夜も頑張りますか......？笑









一ヶ月後、二人が喜ぶのは......また別のお話。







END.

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