僕のヌナ。~2nd Season~ 3

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「おはようございま〜す」


「おう、おはよう。仲直りしたか？笑」


「はい、おかげ様で......」


「......そのわりに元気なくないか？」




もう、ホント鋭い......。




「そんな事ないですよ？笑
......ご心配お掛けしてすみませんでした」




この話はおしまい、とでも言うように
頭を下げた。




......だって、これ以上突っ込まれたくないし。




心配掛けちゃったのは
申し訳ないと思ってるけど




あれこれ話して墓穴掘りたくない。




私が元気ない原因が




昨夜2回、追加されたからとか




誰にも言えないでしょ？




「.....お前がそう言うならいいけど、」


「はい、大丈夫です。笑」




無理して笑顔を作るのも疲れる......。




「無理するなよ......？笑」


「はい、ありがとございます。笑」




......もう〜、ジョングクくんめ。




今日も仕事なんだから
加減してくれればいいのに




若い彼の辞書には




昔も今も“加減”って言葉は載ってない。




「......はぁ」




コーヒーでも買って来よ。




デスクの下にバッグを置いて、
お財布だけ持って廊下へ出た。




......あれ、前から歩いて来るの、ホソクくんだ。




「ホソクくん、おはよう。笑」


「おはようございます。って.....大丈夫ですか？」


「へ？」


「なんか......疲れてません？」


「えっ」




嘘やだ。




ホソクくんにまでバレバレ......？




「....ううん、大丈夫だよ？
ホソクくんの気のせいだって！笑」


「......なら、いいんですけど」




もう、私シャキっとしろ！




「ジョングクのヤツ、無理させてたりとか......」


「え」


「....あ、いえ！なんでもないです！それじゃ！」




......ちょっと待ってなに今の。




ホソクくん心なしか顔が赤く......。




「......えぇっ！？」




もしかしてもしかすると
“あっち”の心配された......！？




「おいこら、廊下で叫ぶな。笑」


「課長......っ！」


「なんだよ。ホソクになんか言われたか？笑」


「えっ」


「......ぷっ。ほら、行くぞ？笑」


「え、ちょ、」




いやいやちょっとなんなのみんな。





戸惑いながらも






課長に背中を押されて、休憩室へ向かった。




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