僕のヌナ。~2nd Season~ 3

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「妊娠したら女の人の方が大変なのは
わかってるけど！」


「......うん、」


「仕事休んだりするの嫌かも知れないけど！」


「......うん、」


「育休なら俺も取るから！」


「......うん、」


「だから子ども作ろう！？」


「......えっと、」




子どもが好きなのはわかってたけど




こんなに欲しいと思ってるとは......。




「なんでそこだけ“うん”って言わないの！？」


「あ、いや、あの......」




ていうかジョングクくん必死だな......。




「やっぱり、欲しくない......？」




あーん、そんな顔しないでよ......。




「ごめんね？そういうんじゃないの」


「......じゃあなに？」




......上目遣いするな。可愛いじゃないか。もう。




「んと、ね？やっぱり、仕事があるから
計画的じゃないとだめだし、」


「......うん」


「だからと言って、それが今だったとしても
困るっていうかなんていうか、」


「......なんで？」


「......妊娠するのはいいんだけど、
産む時めちゃくちゃ痛いらしくて、」


「え、そうなの......？」


「うん。聞いた話だとね？
だから踏ん切りがつかないっていうか、ね。笑」


「痛いんだ......」


「あ！でも、ジョングクくんとの
子どもは欲しい、ってずっと思ってるから！」




そう、それだけは嘘偽りない。




ホントのホントに、
いつでもいいと思ってるんだけど




お恥ずかしい話、そんな事を考えては
直前でストップを掛けてた私。




だって、痛いの苦手なんだもん......。




「......それ、俺にはもらえない痛みなの？」


「え......」




ジョングクくん......？




「Aが痛い思いしてる時、
俺は傍にいられないの......？」


「あ......今は、立ち会いとか出来るけど、」


「じゃあさ、俺がずっと手を握っててあげる」


「ジョングクくん......」


「それで痛み半分こ。だめ......？」





嬉しい事言ってくれる。






でも、可愛いすぎてきゅんとしちゃったよ。





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