僕のヌナ。~2nd Season~ 3

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......ヌナは、大丈夫なのかな。




今まで、隣が騒がしくなる事はなかったけど。




そう思ってヌナの方を見ると




......またパク課長と話してる。




最近多くない？




仕事の事とかいろいろあるのはわかるけどさ。




......なんか、嫌。




だって課長、ヌナを見る目がいつも優しい。




ヌナが入社した時からの付き合いだったら
先輩後輩以上のものがあるのかも知れないけど。




仕方ないと思っても




......嫌なものは嫌だ。




「......はぁ、」


「どうした？チョン君」


「キム課長......」




顔を上げると、そこにはキム課長。




「さっきは悪かったね？女の子怖くてねぇ。笑」




課長.......。




「いえ、こちらこそすみませんでした。笑」




まあ、いろいろあるでしょうから許します。




「で、どうしたんだね？ため息なんかついて」


「ああ......」




キム課長にだったら言ってもいいかな。




「......あれ、どうにかなりませんか？」


「あれ......？」


「....はい」




パク課長と話してるヌナの方に目をやる。




「ああ、あれはどうにもならないよ。笑」


「え」


「だって、昔からああだからね。笑」




......やっぱり。




あの二人の間には、二人にしかわからない
強い絆があるんだろうな。




......嫌だけど。




「まあ、ここにいる間だけだから我慢して。笑」


「......はい」


「チョン君は意外と嫉妬深いんだねえ？」


「え、」


「まあまあ、頑張りなさい。笑」




俺の背中をバシバシ叩いて戻ってく課長。




.......なんだったんだ。




......励ましてくれたんだろうけど。




あーあーあー、またあんなにくっ付いて.....




って、見るからいけないんだ。




キム課長の言う通り




ここにいる間だけだから




ヌナの事は見ない、




見ちゃった時にパク課長とくっ付いてても
我慢する......！




......って、我慢出来るのかな。




全然自信ないけど。




......やっぱり子ども作っちゃおうかな。




そしたらヌナはウチにいるじゃん？




そしたらずっと俺が独り占め......




なーんてね。




俺ってまだまだ子どもっぽい。




こんな俺がパパなんて100年早い。




いやいや、それじゃあ死んじゃうじゃん。






......ていうか、いつパパになれるかな。







......ね？未来のママ？






END.

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