僕のヌナ。~2nd Season~ 3

気苦労が絶えない僕 1 ページ24

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「......え、ジョングクくん指輪、」


「......あ」




初めて結婚指輪をして出勤した今日。




今まで誰にも気付かれなかったのに




午後もだいぶ経った頃




チェヨンさんに気付かれた。




「それ、結婚指輪.......？」


「ああ......えっと、はい」


「......彼女いたの？」


「え......はい、」




......意外。




気が付かれてなかったんだ......。




「いつから......？」


「......え」


「いつから付き合ってるの......？
ていうかいつ結婚したの......っ！？」


「や、ちょっと、チェヨンさん、」




待って、そんな大きな声で言わないでよ。




隠してた訳じゃないけど、




仕事中に注目されたくない......！




「え、お前結婚したの？」


「え、誰が結婚したって？」




ああもうほら！




「ジョングクくん、いつ結婚したの！？」




だからチェヨンさん、勘弁して......！




「え、チョン結婚したの！？」


「何お前いつの間に！」


「俺より先に結婚するとか許せん！」


「チョンくんが結婚とかショックー！」




ヌナ助けて......！




ていうかキム課長ー！




「こらこら、仕事中だぞー」




課長緩いです......！




そんでもって遅いです......！




「だって課長、ジョングクくんが....！」


「まあまあ、いいじゃないか。笑」


「よくないですっ」




チェヨンさん、強い......。




「......という事らしいからチョン君。笑」


「え」




いやいや課長、丸投げしないで下さい！




......ていうか、ダメだこりゃ。




「あー、えっと......
一昨日、6年付き合った彼女と入籍だけしました。黙っててすみませんでした......！」




これ以上突っ込まれたくなかったから




必要最低限の事は言った。




けど、相手がヌナとはさすがに言えない。




バレちゃったなら仕方ないけど




あえて自分からは言わない。




チラッと課長を見ると




腕を組んでうんうんと頷いてる。




.....もう。




「そうなんだ！よかったな！
おめでとう、チョン！」


「それにしても6年ってお前、長いな？」


「え、ちょっと待て、6年前って
お前まだ10代じゃ....」


「やるなあ、チョン！おめでとう！」


「そんなぁ....ジョングクくーん....！」


「ありがとうございます......。笑」





反応いろいろ......。笑




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