僕のヌナ。~2nd Season~ 3

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「ジョングクくん、結婚指輪までよかったの？」


「うん。結婚したんだから当然でしょ？笑」




ジョングクくんの左手薬指にも光ってる




ぴかぴかのリング。




「これでもっと、夫婦って実感出来る。笑」




ホントに、幸せそうな笑顔のジョングクくん。




「......ジョングクくん、ありがとう」


「改まってなに....？」


「ん.....すごく、嬉しいから。笑」


「......よかった、喜んでくれて。笑」




ジョングクくんは、私を優しく包み込む。




......安心する、ジョングクくんのぬくもり。




「幸せすぎて、バチが当たりそう。笑」


「幸せすぎでバチなんか当たらないよ。笑」




ヌナってば小心者、なんて
ジョングクくんが笑う。




「......でもこれで安心かも」


「なにが......？」


「課長達が言った通り、
ジョングクくんから女の子を遠ざけられる。笑」


「ヌナまでそんな心配してたの？」


「......そりゃそうよ。
チェヨンちゃんに迫られてるジョングクくんに
気が気じゃなかったんだから」


「.....え、チェヨンさん？」




......まさか、気付いてなかったの？




「親切なだけかと思ってた......」


「ジョングクくんて意外と鈍感......？」


「そんな事ないよ！
ヌナ以外何も感じないだけだって.....！」




.....また、サラッとそういう事言うんだから。




「......ヌナ？」


「.....なに」


「俺にはヌナだけだから」




......うん、わかってる。




「ヌナ以外、見えてないよ......？」




耳元で、そっと囁く。




「......愛してるのも、」




私を包む腕に力を込めると




「.....Aだけ」


「......うん、」




気が利いた事のひとつくらい言いたいのに




頷くだけで精一杯の私。




「Aも.....俺だけでしょ？」




なのにジョングクくんがそう言ってくれたから




「.....うん、」




やっぱり頷く事しか出来なかったけど






ジョングクくんの身体を







ぎゅうっと抱き締めた。





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