僕のヌナ。~2nd Season~ 2

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......いろいろありすぎた一週間がやっと終わる。




なんていうか、なんとも言えない疲れに
襲われてる私はやっぱり歳なんだろうか。




「ヌナ、あとは俺がやっとくから
お風呂行って来ちゃいなよ」


「ああ、うん。そうさせてもらうね」


「あれ、“いいよ、私がやるから！”って
言わないんだ、今日」




いつもの返しがない事を不思議に思ったのか、
ジョングクくんがそんな事を言った。




「あ、ごめん。やっぱり図々しかったかな？」


「そうじゃなくて！ヌナは遠慮しないで！
ていうか、疲れてるの......？」


「うーん、疲れてるって言うか、
なんかよくわからない。笑」


「大丈夫？」


「ん？大丈夫だよ？」


「......そうじゃなくて」


「ん？」


「もう、ヌナまた忘れてる......」




......なんかあったっけ？




「今日金曜日だよ......？」


「......うん」


「はぁぁぁ......」




ジョングクくんガックリ。




......え、ホントに何？




「ヌナの方が大事だから、
疲れてたり辛かったりしたら我慢するけど、」




..........あ。




「そうだったジョングクくんごめん！
私から言い出したのに......！」




私ってホント学習しない。




ていうか忘れすぎ。




「......その忘れグセなんとかして」


「......はい、すみません」


「......ヌナの忘れんぼ」




ジョングクくんはそう言うと
私を緩く抱き締める。




「ホントにごめ」


「体調どうなの？」


「大丈夫。......ついでにアッチも大丈夫」


「ホントに？無理してない？」


「してないよ？全然大丈夫。笑」


「......じゃあ、”出来る“？」


「うん、“出来る”よ？笑」


「よかった......。笑」




......なんか可愛い。




高校生の頃のジョングクくんみたい。




「だから、お風呂行って来るから。
あとお願いしていい？」


「うん、任せて。笑」




だけど、見せてくれる笑顔はカッコいい。




「ヌナ、今日は覚悟してね？」


「え、やだ。明日起きれなかったら困るもん」


「んー、それも困るけど、
ヌナが足りないのはもっと困るから。笑」


「ほどほどにして下さい」


「実家で襲われたい？笑」


「なに怖い事言ってんの！？」




私をからかって、ケラケラ笑ってるけど




ジョングクくん、いろんな意味で
すっかり大人になっちゃったからなぁ......。





明日、起きられるのかな。







ていうか、寝られるのかな......。





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