僕のヌナ。~2nd Season~ 2

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「おはようございます！」


「おう、おはよう〜」




いつも早めに出社してる課長に合わせて




私もいつもより早めに出社した。




「って、あれ。今日早くないか？」


「......はい、お話があって、」


「......嫌な予感しかしないけど、わかった。
会議室行くか？」


「あー....はい、出来れば。笑」


「よし、んじゃ行くか！」


「はい」




......ジョングクくん、どうしただろう。




出社は時間差付けたけど、一応一緒に家を出た。




キム課長もいるしな......。




「おい、A？」


「あ、いえ。すみません....！」




とりあえず、自分の話をしよう......。





.





「........はぁ、やっぱりか」


「すみません......」




何も決めてないと思ってたのは自分だけで




ジョングクくんはいろいろ考えていて




籍だけ入れたいと思ってる事を伝えた。




「で、近いうちに私の実家へ行きたいので
来週の月曜日に有休をいただきたいんです」


「ん、有休は取ってもらっていいんだけど、
そっかぁ......」


「すみません、ホントに急で......」


「いや、とにかく、話はわかった。
上には俺から話しておくよ。笑」


「すみません、ありがとうございます」




なんだか、課長に悪い事してる気分....。




「それにしてもジョングク、
アイツ結構行動力あるなぁ？」


「はい、私もびっくりしました。笑」


「......まあ、よかったな？おめでとう。笑」


「....ありがとうございます。笑」


「なんだか娘を嫁に出す気分だ......」


「何言ってるんですか！
そんなに歳変わらないじゃないですか！笑」




......もう、課長ってば、ジーンときちゃう。




だってさ、私が入社した時から
お世話になってるから




そんな事言われたら感慨もひとしおって言うか。




「幸せになれよ.....？」


「......はい。笑」





やっぱり、家族みたいな存在。







......課長の部下で、よかったな。





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